1952(昭和27)年12月20日

日本初のボウリング場

 1952(昭和27)年12月20日、東京・青山に「東京ボウリングセンター」がオープンしました。日本初の本格的なボウリング場です。その後、1970年にはボウリングブームを迎えます。

 日本では江戸時代末期の1861年、長崎の外国人居留地でボウリング場が開設されました。来日する外国商人らが主な対象で、庶民の娯楽とはほど遠かったようです。

 近代的なボウリング場の登場は1952年でしたが、開業から1年で経営破綻しました。ただ、1955年に日本ボウリング連盟が発足してボウリングの普及に乗り出すと、都市部を中心に徐々に浸透。1969年には女子プロボーラーが誕生し、スターさながらの人気でした。

 最盛期の1970年には全国で4,000近いボウリング場が営業し、テレビではボウリング競技の生中継番組も放映されました。人気プロがすべてのピンを1度で倒すオールストライクを次々と決めていきました。

 ブームが去った後もボウリングの人気は根強く、昔を懐かしむ高年層から若者まで、幅広い年代がボウリングを楽しんでいます。
 

1952年12月20日の日経平均株価終値は

360円71銭