本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(12月5日)
5日のドル/円の終値は113.17円
前営業日に比べ0.19円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ブッシュ元大統領を追悼して米国の株式市場と債券市場は休場。
英FT続落、約8カ月ぶりの安値つける。EU離脱巡る英議会の紛糾を嫌気。
DAX(ドイツ株式指数)の終値は前日終値。
パラジウムの価格が16年ぶりに金価格を上回る。8月から47%以上も上昇。
カナダ銀行が弱気に。原油価格下落で1月利上げに慎重。カナダドルは急落。
格付け会社フィッチ、欧州は景気後退、利上げは2020年に後ずれと予測。
マクロン大統領が不人気。支持率が現代フランス史上で最低。
豪の経済成長弱い。第3四半期GDPが前期比、前年比共に予想下回る。
主要指標終値
本日はお休みです。
本日の注目通貨
ドル/円:112円台から113円台前半まで戻す
水曜日のドル/円は、1日かけて112.65円から113.24円まで回復。下抜けすることはなく、ほぼ1カ月間、113円台を中心に112円台前半から114円台のレンジ取引が続いている状態です。
オプション市場ではドル/円の1カ月物ボラティリティが、約4年4カ月ぶりとなる5.8%まで低下。ドル/円の動きの乏しさを反映したものですが、その分マーケットにエネルギーが溜まっているともいえます。
例えば、2015年12月はドル/円のボラティリティが6%まで下がっていたのですが、翌2016年1月4日にチャイナショックが発生、ボラティリティは15%まで跳ね上がりました。2015年8月の時は、ボラティリティが7.00%で低迷していたところに、8月24日にダウ平均株価が1,000ドル超の下げを記録、ドル/円は1日で4円も円高に動きました。
格付け会社フィッチは、世界景気に減速傾向が見えていると警告しています。豪州の経済成長は予想を下回り、カナダ銀行は景気見通しを強気から慎重姿勢に後退、来年1月の利上げ確率は5割以下に急落しています。欧州経済もさえず、ECB(欧州中央銀行)は果たして来年利上げできるのかという疑問の声が出始めています。
今のドル/円は、平和なレンジ取引が続いてますが、取り巻く環境は不穏な動きが見えています。年末、あるいは来年早々の大相場に向けて燃料が蓄積されているように思えます。
カナダ/円:大幅下落
原油価格下落の影響で、カナダ銀行が景気見通しを慎重サイドにシフト。ほぼ確実とみられていた来年1月の利上げも不透明になり、カナダドルが急落。ドル/カナダは2017年6月以来の1.3399ドルまで、カナダ/円は今年9月以来の84.45円までカナダ安が進みました。(チャート2)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
6日:米貿易収支など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。