週末の米雇用統計に備え、今週の上値と下値のメドを確認

本日のレンジ予測

毎ヨミ！FXトップニュース（12月3日）

3日のドル/円の終値は1ドル＝113.61円

　前営業日に比べ0.06円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

各国・各通貨トピックス

NY証券取引所は5日休場。ブッシュ元大統領を追悼。
中国、1.2兆ドル規模の米製品輸入拡大を提案。

NYダウ平均株価は続伸。キャタピラーやボーイングなど中国関連銘柄に買い。

約6％の大幅反発。
カタール、来年1月にOPEC脱退へ。
ロシアとサウジアラビアが減産で合意か。
カナダのアルバート州が石油の供給過剰を理由に減産を命令。

欧州時間に急落。EU離脱案の否決がほぼ確実で、解散総選挙の可能性高まる。

イタリア、予算の赤字幅を2％程度へ見直すことで譲歩か。
フランスのデモ収束つかず。マクロン仏大統領は、鎮静化のため減税を検討。

主要指標終値

本日の注目通貨

ドル/円：良いニュースでも動けない理由とは？

　週明けのドル/円は開始後に1ドル＝113.82円まで上昇。ただそれから先が続かず、東京時間の午後には113.37円まで押し戻されました。終値は113.61円。

　米中貿易戦争の一時停止がリスクオンのドル買いになった反面、米国より他の国の経済にとって恩恵があるという考えで、ドルが売られて豪ドルや人民元が買われるという動きになりました。両方に挟まれたドル/円は、身動きがとれない状況に。

　貿易戦争の休戦でもドル/円の大幅な上昇にはつながりませんでした。ドル/円が再び114円に乗せ、年初来高値をブレークするためには何が必要なのか問われることになるでしょう。

今週のウィークリー・ピボット

第2レジスタンス114.64円
第1レジスタンス114.09円

ウィークリー・ピボット113.49円

第1サポート112.94円
第2サポート112.33円

　11月の高値は114.20円、安値は112.31円。高値と安値の半値（50％）は113.25円。

　11月の終値は10月の終値に比べ0.58円のドル高/円安。

　11月の値幅は1.90円で、1日の平均値動きは0.55円。

　2018年のこれまでの高値は114.55円、安値は104.61円。半値レベルは109.58円。

ユーロ/ドル：今週のピボットは1.1328ドル

第2レジスタンス1.1462ドル
第1レジスタンス1.1389ドル

ウィークリー・ピボット1.1328ドル

第1サポート1.1255ドル
第2サポート1.1194ドル

　11月の高値は1.1499ドル、安値は1.1216ドル。高値と安値の50％は1.1358ドル。

　11月の終値は10月の終値に比べ0ポイントの動き。ユーロ安/ドル高。

　11月値幅は283ポイントで、1日の平均値動きは83ポイント。

　2018年のこれまでの高値は1.2555ドル、安値は1.1216ドル。半値レベルは1.1886ドル。

ユーロ/円：今週のピボットは128.56円

第2レジスタンス129.92円
第1レジスタンス129.20円

ウィークリー・ピボット128.56円

第1サポート127.85円
第2サポート127.21円

　11月の高値は130.14円、安値は127.49円。高値と安値の半値（50％）は128.82円。

　11月の終値は10月の終値に比べ0.66円のユーロ高/円安。

　11月の値幅は2.65円で、1日の平均値動きは0.91円。

　2018年のこれまでの高値は137.50円、安値は124.62円。50%レベルは131.06円。

その他主要通貨ペアのウィークリー・ピボット

トレード前に必ずチェック！今日発表の重要指標！

4日：RBA政策金利、カーニーBOE総裁発言など

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◎天気の判定基準とは？

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

･「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

･「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

･「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。

※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。