4220 リケンテクノス 東証1部

 10月31日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+16.7%の63億円、経常利益+12.8%の61億円の増収・増益の見通し。5月1日時点、7月30日時点の見通しと変わらず。業種:化学(コンバウンド、フィルム、食品包材)。

 2012年10月15日の195円を安値に大幅上昇となり、2014年1月6日には691円と1年3カ月弱で3.5倍高となりました。ここをピークに下降トレンド(A)となりましたが、2016年2月10日の313円で底打ち。2012年10月15日の195円と313円を結ぶ中長期の上昇トレンド(B)となっています。

 一方、313円を安値とした上昇トレンド(C)の中では、2017年10月3日の711円で高値更新となって反落。今年3月26日に、486円まで下落後、10月5日の624円まで上昇しました。しかし、二段下げとなり11月1日の461円まで下げて、再度反発。11月8日に526円で買い転換した後、押し目形成となっています。

 

 

4043 トクヤマ 東証1部

 10月31日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益▲7.9%の380億円、経常利益▲6.1%の340億円の4期ぶりの減収・減益の見通し。

 2016年2月12日の650円(併合前130円)を底値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で今年の5月21日に4,165円でピークをつけました。ここから下降トレンド(B)に転換し、さらに、8月30日の3,540円から、より下げ角度の大きい下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で10月26日に2,440円の安値をつけ、11月19日に2,759円で買い転換となっています。

 

 

5351 品川リフラクトリーズ 東証1部

 11月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+65.3%の100億円。経常利益+61.3%の102億円と増収・増益の見通し。8月9日時点より営業利益85億円→100億円、経常利益86億円→102億円へ上方修正。

 2012年11月9日の1,560円(併合前156円)を底値に上昇し、2015年4月23日の3,330円(併合前333円)まで上昇し、ここを目先のピークにして下降トレンド(A)へ転換しました。この中で2016年8月2日の1,760円(併合前176円)で底打ちし、上昇トレンド(B)へ転換。この上昇トレンド(B)の中で、今年の3月26日の2,716円を安値に6月13日の4,090円まで上昇。その後、7月5日の3,260円まで押し目を入れ、ここから角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で8月14日に5,460円でピークをつけてもみ合い、上昇トレンド(C)を下に切って10月30日の3,980円まで下落。再度、11月12日の5,140円まで反発して再び大きな下げとなっています。
 

 

6513 オリジン電気 東証1部

 11月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+64.7%の30億円、経常利益+57.2%の30億円の2期連続の増収・増益の見通し。業種:電気機器(エレクトロニクス、メカトロニクス、ケミトロニクス、コンポーネント)。

 2014年5月7日の1,375円(併合前275円)を安値に大幅上昇となり、2015年2月25日には2,790円(併合前558円)の高値をつけました。ここをピークに急反落。2016年2月12日の1,220円(併合前244円)で底打ちとなり、小さな三角保ち合いのあと後、上放れ。今年5月21日に2,522円全後でもみ合い、10月30日の1,514円まで下落。11月9日の2,064円まで反発し、押し目形成となっています。高値を2,790円、安値を1,220円とする大きな三角保ち合い(C)となっています。

 

 

1964 中外炉工業 東証1部

 11月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+27.0%の15億円、経常利益+24.3%の16億円の5期連続の増収・増益の見通し。

 2015年6月16日の3,080円(併合前308円)を高値に調整入りとなり、8月25日の2,060円(併合前206円)まで下げた後、8月28日の2,420円(併合前242円)まで反発。ここを戻り高値にした後、2016年2月12日の1,710円(併合前171円)の安値をつけ、三角保ち合い(A)へ移行しました。この保ち合いの中で2016年11月9日の1,840円(併合前184円)を安値に上放れの動きとなり、上下動しながら上値を目指し、今年5月15日には3,280円の高値をつけました。

 その後、ここをピークに8月10日の2,347円まで下落。ここから戻りに入って9月26日の3,105円の戻り高値をつけ、その後は日経平均株価の急落にツレ安し、10月26日の2,088円で底を打って反発しているところです。