投資信託の「足元の動向」をお伝えする楽天証券分類平均リターンランキング
当コンテンツでは、投資信託の値動きを投資対象別に分類した楽天証券分類平均インデックスを使い、過去3カ月間の騰落率をランキング形式でお届けします。
今、上昇している分類、下落している分類を把握することで、今後の投資判断の参考にしてください。
基本8分類の過去3カ月間の騰落率
まずは、分散投資の基本となる国内・先進国・新興国の株式・債券・リート(不動産投資信託)の基本8分類の騰落率を定点観測してみましょう。
2018年10月末を基準とした過去3カ月間の騰落率を見ると、全ての分類が下落しました。
下落幅が大きい順に見ると、
「新興国株式(広域)-為替ヘッジ無し」、
「国内株式」、
「先進国株式(広域)-為替ヘッジ無し」、
「新興国債券(広域・新興国通貨建)-為替ヘッジ無し」、
「国内債券」、
「先進国債券(広域・高格付)-為替ヘッジ無し」、
「国内REIT」、
「海外REIT(含む北米)-為替ヘッジ無し」となりました。
楽天証券分類平均リターンランキング
続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。
楽天証券分類、全250分類のなかから、値動きの傾向を把握しやすい53分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果がこちらです。
過去3カ月間の騰落率で大きく上昇した分類は、
「ブラジル・中南米株式-為替ヘッジ無し」、
「ブラジル債券-為替ヘッジ無し」、
「原油関連-為替ヘッジ無し」、
「バンクローン(低格付)-為替ヘッジ無し」、
「北米債券-為替ヘッジ無し」、
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「BNYメロン・ブラジル・インフラ・消費関連株式ファンド」が+12.23%、
「ブラジル・ボンド・オープン(年2回決算型)」が+7.40%、
「UBS原油先物ファンド」が+2.41%の上昇でした。
一方、大きく下落した分類は、
「中国・香港株式-為替ヘッジ無し」、
「インド株式-為替ヘッジ無し」、
「アジア株式-為替ヘッジ無し」、
「新興国株式(広域)-為替ヘッジ無し」
「南アフリカ債券-為替ヘッジ無し」(取扱無し)
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「DIAM中国関連株オープン」が▲22.07%、
「HSBC インド・インフラ株式オープン」が▲20.39%、
「アジア製造業ファンド」が▲18.69%の下落でした。
10月は米中の景気減速懸念などから株式市場が大きく下落しました。11月に入り、米中間選挙の結果は市場の予想通りとなり、今後は米景気の持続性や米中貿易摩擦の行方に焦点が絞られそうです。
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