2001(平成13)年10月23日

アップルが「iPod」発表

 2001(平成13)年10月23日、米アップルが「iPod」を発表しました。ソニーの「ウォークマン」以来の携帯音楽プレーヤーとして、世界的に大ヒットしました。

 パソコン用として普及している大容量のハードディスクを記録媒体に採用し、総重量はたったの185グラム。同年11月17日に発売されると「1,000曲の音楽をポケットに」のフレーズとともに大ヒットしました。当初399ドルでしたが、2002年8月には299ドルに値下げされ、売れ行きが加速しました。

 その後、記憶容量の増大、バッテリー駆動時間の延長、デザインの変更など改良が加えられ、iPodの好調が続きます。「iPod mini」「iPod nano」といった超小型機種も開発され、こちらもヒットしました。

 iPodで成功した「ハードディスク部分を持ち歩く」という発想は、アップルを世界最大のIT企業に押し上げた「iPhone」の誕生につながりました。

 

2001年10月23日の日経平均株価終値は

10,861円56銭