本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(10月11日)
11日のドル/円の終値は112.12円。
前営業日に比べ0.18円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- USD:NY株式市場続落、ダウ平均株価は545.91ドル安で引ける
- GBP:ロンドン株式市場、約6カ月半ぶりの安値
- EUR:フランクフルト株式相場、約1年8カ月ぶりの安値
- USD:トランプ米大統領「FRBの利上げはやりすぎ」
- USD:米9月消費者物価指数 前月比0.1%、予想下回る
- TRY:米国人牧師拘束問題に進展みられず
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:一時111円台へ
前日のNY株暴落を受けて不穏な空気のなかで始まった11日の東京市場で、日経平均株価も今年3番目の大幅下落を記録。ただドル/円は一時111円台に下げたもののすぐに戻し、欧州時間には、112.53円まで買い戻される場面もありました。
しかし、株式市場の下落はこの日も継続。NY市場でダウ平均株価が一時700ドル以上下落すると、ドル/円は東京時間につけた安値を更新して111.84円まで下落しました。この日発表の米CPI(消費者物価指数)が予想を下回ったこともドル売り材料。NY時間の終盤にかけては112円台を回復したものの、上値は重い状況です。NYダウは、545ドル安で引けており、2日間で1,300ドル以上の下落となりました。
トランプ大統領は「FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げはやりすぎだし、クレージーだ」と、貿易戦争を棚に上げて、株安の責任をFRBに転嫁するような発言をしています。それでもFRBが意志を曲げなければ、株式市場の調整はまだ続くことになりそうです。かといって、日米金利差がドル買い/円売りを支えているという面もあり、利上げ見送りもまたドル安/円高要因になるとも考えられます。見極めが難しい状況になってきました。(チャート1)
ユーロ/ドル:1.16ドルに迫る
イタリア財政不安によるユーロ売りよりもドル売りの流れが力強く、11日のユーロ/ドルは1.1599ドルと1.1600ドル台にあと一歩まで迫るところまで値を上げました。この水準は先週3日にチャレンジして一度失敗します。上抜けできればユーロ上昇に弾みがつく期待もあります。(チャート2)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
中国貿易収支、ドイツCPIなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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