本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(10月3日)
3日のドル/円の終値は114.52円
前営業日に比べ0.83円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- USD:エバンス・シカゴ連銀総裁、12月利上げを支持
- USD:9月ADP雇用データ+23万人、予想上回る
- USD:米国がロシアに対して軍事行動も?ロシアのミサイル全廃条約違反で
- TRY:トルコの9月CPI(消費者物価指数)が予想以上に上昇。トルコ中央銀行は再利上げか
- EUR:フランスのマクロン大統領の支持率が30%近くまで低下
- OIL:NY原油先物が約4年ぶりの高値。イラン制裁による供給不足の懸念で
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:年初来高値
3日水曜日のドル/円は113.52円で支えられ、しばらくもみ合いを続けた後、NY時間になって大きく上昇。NY時間終盤には114.53円まで買われ、昨年11月6日以来となる高値をつけました。(チャート1)
米国の経済指標は良好。ADP雇用データは今年2月以来の強さで、明日発表の9月米雇用統計に対する期待が高まっています。また9月のISM非製造業総合景況指数は21年ぶりの水準を記録。
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は利上げ継続に前向きで、米長期金利が7年ぶり以上の高水準で推移する中、NYダウ株価は連日で史上最高値を更新。すべてのサインがドル高を示し、ドル/円が買われました。
ユーロ/ドル:イタリア危機で大幅下落
イタリアのコンテ首相は、財政赤字を今後3年間で圧縮する方針を示し、対GDP(国内総生産)の財政赤字の目標を2019年は2.4%、20年は2.1%、21年は1.8%としました。
EU(欧州連合)対して従順な姿勢を示したことでいったんユーロは反発。しかし、イタリアの成長実績から考えると目標は絵に描いた餅との意見も多く、結局ユーロ/ドルは下落。1.1550ドルに観測された買いを消化すると1.15ドルを下抜けて1.1464まで下落しました。(チャート2)
ポンド/ドル:下落トレンド継続
あと半年と迫る英国のEU離脱で、離脱交渉の重要な争点となっているアイルランド国境問題を巡り英国とEUの溝は埋まらず、ノーディール・ブレグジット(合意なき離脱)のリスクが着実に高まっています。トヨタは最悪の場合、英国での生産を一時休止すると明言しており、英国経済の今後に深刻な影響を及ぼすことは確実。ドル高の流れもポンドには逆風となって1.30ドルを割ると1.2924ドルまで下値をひろげました。(チャート3)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
4日:豪貿易収支、メキシコ政策金利
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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