本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(9月27日)
27日のドル/円の終値は113.38円
前営業日に比べ0.65円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- EUR:イタリア政府、来年の財政赤字目標を2.4%に。EUの財政規律2%をオーバー
- GBP:30日にメイ英首相の保守党が党大会
- GBP:ホールデンMPC(英中銀金融政策委員会)委員「英国経済は利上げが必要」
- CNY:トランプ大統領「習主席はもはや友人とはいえない」
- JPY:自民党、サマータイム導入あきらめる
- IDR:インドネシア中銀、政策金利を5.75%に引き上げ
- PHP:フィリピン中銀、政策金利を4.50%に引き上げ
- TWD:台湾中銀、政策金利を1.375%に据え置き
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:年初来高値を更新
FOMC(連邦公開市場委員会)は予想通り利上げを決定しました。次の材料を探すドル/円は、東京時間の夕方にいったん112.56円まで下落。しかし、そこから力強く上昇を再開するとNY時間には113.47円まで上げ、昨年12月21日以来の高値を更新しました。(チャート1)
この日発表された米国の4-6月期GDP(国内総生産・確報値)は、前期比年率4.2%と高い成長率を維持しました。貿易摩擦が深刻化するなかでも米国経済の強さを維持していることや、FOMCで米利上げ継続が確認された安心感がドル買いを支えました。(チャート1)
トルコリラ/円:19円に迫る
9月のトルコリラ/円は、月の初めにつけた16.36円が安値になって上昇を続け、この日までに18.94円まで戻しました。(チャート2)
訪米中のエルドアン大統領はトランプ大統領と接触した模様で、トルコで拘束されている米国人牧師が解放されるならば、一気にリスクオンが高まり8月のトルコショック後の戻り高値となる19.44円を狙うチャンスもでてくるでしょう。とはいえ、財政問題などトルコ経済に内在する問題は多く、トルコリラの本格上昇については慎重な見方もあります。
南アランド:8月10日以来の8円台に戻す
南アフリカのGDPは2四半期連続でマイナスに落ち込み、経済はリセッション入りしました。トルコ危機で新興国通貨に逆風が吹くなか、経済不振が追い打ちとなって今月の南アランド/円は7.09円まで下落。しかしその後は、トルコリラとともに順調に回復を続け、この日は8.08円まで上値を伸ばしました。(チャート3)
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
英GDP、欧州HICP、カナダGDP、米個人消費支出など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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