本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(9月17日)
17日のドル/円の終値は111.86円
前営業日に比べ0.19円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- USD:トランプ政権、中国製品2,000億ドル(約22.4兆円)相当へ10%関税を発動。中国政府は米国との通商協議の見送りを検討か
- CNY:上海総合指数が2014年以来の安値をつける。貿易戦争激化を嫌気
- GBP:英国の運転免許は欧州で無効になる可能性。英ジャガー・ランドローバーCEOがブレグジットを批判。失業率の大幅悪化を指摘。IMF(国際通貨基金)が警告「ノーディール・ブレグジットなら英経済は著しく悪化するだろう」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:追加関税発動で円高に
週明け月曜日のドル/円の高値は1ドル=112.12円まで。先週金曜日につけた8月1日以来の高値である112.17円を超えられないまま、しばらく112円を挟んだ取引が続きました。NY市場午後からは米国の対中追加関税発動を警戒してドル売りがやや優勢になり、112円を割ると111.76円まで下落しました。
トランプ政権は、9月18日朝に、中国製品2000億ドル(約22.4兆円)相当へ追加関税を発動することを発表しました。これに対して中国は、ムニューシン財務長官が提案する通商協議の再開を拒否することを検討中と伝えられ、貿易戦争がさらに拡大する懸念が強まっています(チャート1)。
今週のウィークリー・ピボットは111.69円。第1サポート111.21円、第2サポート110.37円。第1レジスタンス112.52円、113.00円。
9月のこれまでの高値は112.17円、安値は110.38円。高値と安値の半値(50%)は111.27円。
先週の終値はその前の週に比べ1.01円のドル高/円安。
先週の値幅は1.31円で、1日の平均値動きは0.60円。
2018年のこれまでの高値は113.37円、安値は104.61円。半値レベルは108.99円。
ユーロ/ドル:イタリア財政懸念が後退
ユーロ/ドルは上昇。1ユーロ=1.1618ドルを安値に1.1698ドルまで上値を伸ばしました(チャート2)。
イタリアのトリア財務相が、「財政赤字をGDP比1.6%内に収めることを目指す」と発言したことがきっかけでした。本当に実行できるかどうかはともかく、イタリアの姿勢が前向きになったことが評価となってイタリア国債の利回りが低下し、ユーロが買われました。
今週のウィークリー・ピボットは1.1623ドル。第1サポート1.1524ドル、第2サポート1.1427ドル。第1レジスタンス1.1720ドル、第2レジスタンス1.1819ドル。
9月のこれまでの高値は1.1722ドル、安値は1.1526ドル。高値と安値の半値(50%)は1.1624ドル。
先週の終値はその前の週に比べ68ポイントのユーロ高/ドル安。
先週の値幅は196ポイントで、1日の平均値動きは82ポイント。
2018年のこれまでの高値は1.2555ドル、安値は1.1301ドル。半値レベルは1.1928ドル。
ユーロ/円:131円で止められ130円台前半へ大幅下落
今週のウィークリー・ピボットは129.73円。第1サポートは128.35円、第2サポート126.48円。第1レジスタンス131.60円、第2レジスタンス132.98円。(チャート3)
9月のこれまでの高値は131.11円、安値は127.86円。高値と安値の半値(50%)は129.49円。
先週の終値はその前の週に比べ1.93円のユーロ高/円安。
先週の値幅は3.25円で、1日の平均値動きは1.10円。
2018年のこれまでの高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
19~21日:日銀会合、南アCPI、英CPI、スイス政策金利、欧州PMI、カナダCPIなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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