2009(平成21)年8月30日

総選挙で民主党が圧勝、政権を獲得

 2009(平成21)年8月30日、民主党が総選挙で大勝しました。自由民主党は下野し、民主党を率いた鳩山由紀夫氏が首相に就任しました。

 改選480議席のうち民主党は308議席を占め、第一党に躍り出ました。自民党は119議選に減少し、公明党と合わせても140議席の大敗でした。

 これより先の同年7月21日、麻生太郎首相は衆院解散を宣言しました。東京都議選での自民党敗北、景気悪化の加速など政治が行き詰まっていた局面でした。

 この時、民主党は「政権交代」を訴え、有権者に受け入れられました。政権公約を「マニフェスト」という形でわかりやすくまとめたことも支持を獲得できた要因です。

 選挙後、民主党と社会民主党、国民新党の三党で連立政権が発足。9月16日に鳩山氏が首相に就任しました。政権発足当初、鳩山内閣の支持率は7割を超える高率を叩きだしましたが、その後の政治のかじ取りは迷走気味で政権末期には2割を切りました。

 

2009年8月30日の日経平均株価終値は

10,534円14銭

※2009年8月30日は日曜のため、前営業日の終値。