本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.98

下値メドは109.81

今朝の天気マークは「晴れ」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(8月22日)

22日のドル/円の終値は110.54円

 前営業日に比べ0.34円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。

  • USD:米国は本日午後1時(日本時間)に対中追加関税第2弾を発動
  • TRY:中国がトルコに36億ドルのインフラ投資で合意
  • MXN:米国とメキシコ、NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の合意近づく
  • EUR:トランプ大統領「EU(欧州連合)の全ての車に25%の関税をかける」
  • AUD:ターンブル豪首相が党首選を突然実施。続投決定も党内対立深まる
  • JPY:日米首脳電話会談で北朝鮮への制裁継続を確認
  • GOLD:反発。数カ月続いたダウントレンドは終了か
  • USD:元個人弁護士有罪で、中間選挙後にトランプ大統領の弾劾手続きも

主要指標終値

 

本日の注目通貨

ドル/円:110円台後半まで上昇

 ドル/円は110円台半ばを中心としたレンジ取引。東京時間午前の110.03円を安値にしてNY時間に110.61円まで上昇、緩やかなドル高の動きとなりました(チャート1)

 今朝公表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録では、米国が予定通り利上げを継続することを確認。米国経済がトレンドを上回る成長を続けているとの認識が示される一方で、関税問題がダウンサイドリスクとして存在することが指摘されました。

 トランプ大統領の元個人弁護士が、選挙資金法違反で有罪となりましたが、この日のマーケットの反応は限定的。しかし問題は中間選挙後で、民主党が多数派となった場合はトランプ大統領弾劾の可能性が強まります。ドルにとっても、新たな問題を抱えることになりました。

 

ユーロ/ドル:1.16ドル台で高値更新

 ドルに調整売りが入るなかで、ユーロ/ドルはさらに上値を切り上げ1.1623ドルまで高値を更新(チャート2)

 本日は、欧州の重要な景気指数であるPMI(購買担当者指数)の発表があります。製造業、サービス業ともに景況判断の分かれ目となる50以上の水準で安定。米中の貿易戦争に終わりが見えない状況で、欧州の景気見通しが強気を保っていることは、ユーロ/ドルの支持材料となるでしょう。

 また本日はECB(欧州中央銀行)理事会の議事要旨も公表されます。ECBはこの時の会合で金融政策の現状維持を決定しています。議事要旨で来年に予定されるECBの利上げ時期について具体的なヒントが示されることはなさそうですが、ECBの利上げ時期を巡っては2019年の初夏なのかそれとも初秋なのかで意見が飛び交っています。

 

NZドル:反発

 今月、2年ぶりの安値となる72.34円まで下げてNZドル/円は、水曜日のマーケットで急反発。(チャート3)

 この日発表された小売売上高が予想を上回る強さだったのをきっかけに、マーケットに積み上がっていたNZドルのショートポジションに買戻しが入り、ドル高の調整の流れと相まってNZドルが急反発しました。

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

23日:ECB議事録、ドイツ、欧州PMI、米新築住宅販売など

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。