前日(8月2日)の市況
ドル/円:110.98円まで上昇
ドル/円は急反発。前日のNY市場で109.91円まで売られたドル/円は、この日の東京市場では買い戻しが優勢。欧州時間午後には110.98円まで上昇しました。ところが、米国の長期金利の低下に伴い111円を目前に失速すると、当日安値となる110.27円まで反落。終値はやや戻して、110.739円(前日比+0.370円)でした。
ドル/円15分足チャート[8月2日]:ドル/円反発
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本日の見通し:109円台の底固さを確認
ドル/円が111円手前まで一気に戻したことは、109円台の底固さを確認することにもなりました。しかし特別な買い材料があったわけではなく、ドル下落リスクが消えたわけではありません。引き続き注意が必要です。
ユーロ/円:ユーロ/円がドル/円の上昇をけん引
ドル/円上昇のけん引役となったのは、東京時間のユーロ/円でした。前日のマーケットで一時129.84円まで下げたユーロ/円は、この日は値頃感から買いが入り、約1カ月間続いていた130.50-80円の抵抗ラインを上抜けするとストップロスをつけながら上昇して、2016年2月以来となる131.39円まで上昇しました。
ユーロ/円15分足チャート[8月2日]:2016年2月以来の高値
ユーロ/ドル:2015年1月以来の高値
ユーロ/ドルも1.1909ドルまで2015年1月以来の高値を更新。1.17ドル台からすでに高値警戒が出ていますが、マーケットはユーロ買いのチキンレースになっています。
ユーロ/ドル4時間足チャート[6月~8月]:上昇止まらず
![](/mwimgs/4/b/-/img_4b4ecb07a7eaa7c4f2df362163628d9a85604.png)
今日のサポートとレジスタンス
サポート、レジスタンスとは、テクニカル分析で用いられる用語です。
サポートラインは、前回下げたときの安値で、そのレベルで反発したことから「下値支持線」、またレジスタンスラインは、前回上昇したときの高値で、そのレベルで反転したので「上値抵抗線」とも呼ばれます。
|
ドル/円 |
ユーロ/ドル |
ユーロ/円 |
豪ドル/ドル |
豪ドル/円 |
レジスタンス 2 |
112.20 |
1.2100 |
132.80 |
0.8169 |
90.75 |
レジスタンス 1 |
111.70 |
1.2003 |
132.25 |
0.8087 |
88.75 |
前日終値 |
110.73 |
1.1856 |
131.31 |
0.7967 |
88.23 |
サポート 1 |
110.27 |
1.1780 |
130.15 |
0.7875 |
87.50 |
サポート 2 |
109.25 |
1.1720 |
129.25 |
0.7785 |
86.55 |
|
ポンド/ドル |
ポンド/円 |
NZD/円 |
カナダ/円 |
スイス/円 |
レジスタンス 2 |
1.3373 |
148.09 |
83.90 |
89.40 |
116.95 |
レジスタンス 1 |
1.3280 |
147.60 |
83.05 |
89.00 |
115.35 |
前日終値 |
1.3225 |
146.45 |
82.27 |
88.10 |
114.04 |
サポート 1 |
1.3096 |
145.60 |
81.68 |
87.40 |
113.62 |
サポート 2 |
1.3052 |
144.81 |
81.29 |
87.01 |
112.47 |
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