本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(7月30日)
30日のドル/円の終値は111.04円
前営業日に比べ0.04円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- USD:トランプ米大統領「民主党がメキシコ国境建設反対なら、政府機関を閉鎖する」
- USD:トランプ大統領「イラン大統領と会談する用意ある」
- USD:ムニューシン財務長官「FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ継続、問題ない」
- SEK:スウェーデンGDP(国内総生産)前期比1.0%、予想上回る。年内利上げ観測強まる
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:日銀会合がドル/円を動かす
月曜日のドル/円は東京時間午後につけた111.16円が高値で、NY時間には110.92円までじり安。今日のイベントを前に小動きでした(チャート1)。
日銀の金融政策決定会合に注目が集まっています。日銀が本日の会合で政策方針をタカ派寄りにシフトするという思惑が広まっているため。具体的にはYCC(イールドカーブコントロール:長短金利操作)政策を見直して、日銀がある程度の金利上昇を容認するのではないかといわれています。10年物国債利回りは先週金曜日に0.112%と昨年2月6日以来の水準まで上昇しました。
一方で、この時期に実施する必然性はないとして、自民党総裁選が終わった後の10月まで日銀は待つとの見方もあります。YCC政策変更の見送りは、円売り材料になると考えられます。
また、同時に日銀はインフレ率の見通しを引き下げる方向とも伝えられています。インフレ率低下のなかで金利上昇容認ということになるため、黒田日銀総裁の説明にも注目が集まるでしょう。
なお米国では、本日からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれます。
今週のピボットは111.04円。第1サポート110.55円、第2サポート110.09円。第1レジスタンス111.50円、111.99円。
7月のこれまでの高値は113.17円、安値は110.28円。高値と安値の半値(50%)は111.72円。
先週の終値はその前の週に比べ0.45円のドル安/円高。
先週の値幅は0.95円で、1日の平均値動きは0.65円。
2018年のこれまでの高値は113.37円、安値は104.61円。半値レベルは108.99円。
ユーロ/ドル:ドイツ金利高で上昇
ユーロ/ドルはドイツの長期金利の上昇を背景に上昇。1.16ドル半ばから1.1719ドルまで買われました(チャート2)。
今週のピボットは1.1676ドル。第1サポート1.1600ドル、第2サポート1.1545ドル。第1レジスタンス1.1731ドル、第2レジスタンス1.1806ドル。
7月のこれまでの高値は1.1790ドル、安値は1.1574ドル。高値と安値の半値(50%)は1.1682ドル。
先週の終値はその前の週に比べ65ポイントのユーロ安/ドル高。
先週の値幅は130ポイントで、1日の平均値動きは73ポイント。
2018年のこれまでの高値は1.2555ドル、安値は1.1507ドル。半値レベルは1.2031ドル。
ユーロ/円:130円に戻す
129円台前半からスタートしたユーロ/円は、ユーロ/ドルに連れ一時130円を回復しましたが、そこからやや伸び悩み(チャート3)。
今週のピボットは129.76円。第1サポートは128.77円、第2サポート128.15円。第1レジスタンス130.38円、第2レジスタンス131.36円。
7月のこれまでの高値は131.98円、安値は128.42円。高値と安値の半値(50%)は130.20円。
先週の終値はその前の週に比べ1.22円のユーロ安/円高。
先週の値幅は1.61円で、1日の平均値動きは0.74円。
2018年のこれまでの高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
31日:日銀会合、黒田総裁会見、欧州CPI、欧州GDP、カナダGDP、米PCEなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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