2000(平成12)年7月19日

二千円札発行、西暦2000年「ミレニアム」記念

 

 2000年7月19日、二千円紙幣が発行されました。きりのいい西暦2000年の到来に世の中が沸き、千年に一度訪れるミレニアム(千年紀)が流行語になった頃のことです。

  新紙幣は2000年のお祝いに加え、第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)を記念して発行が決まりました。表面には沖縄を象徴する「守礼門」が描かれ、裏面には「源氏物語絵巻」の絵図と詞書(ことばがき)の一部、紫式部の姿が印刷されています。デザインの美しさから、海外のコレクターの間でも人気があるようです。

  二千円札の印刷は2003年を最後に中止されていますが、現在でも貨幣として流通しています。沖縄県での流通量が多い一方、本土では二千円札の使えない自動販売機が多いことなどから、その姿を見ることは稀でしょう。

 日銀那覇支店のウェブサイトには「二千円札コーナー」があり、二千円札流通促進委員会は2011年3月31日で解散したと記載されています。

2000年7月19日の日経平均株価終値は

16,983円57銭