1955(昭和30)年7月9日

テーマパークの原型、東京・後楽園ゆうえんちオープン

 1955年7月9日、東京都文京区に「後楽園ゆうえんち」がオープンしました。運営は東証1部上場の東京ドーム。現在、東京ドームシティアトラクションズと呼ばれているエリアです。

 「後楽園」の名称の由来は隣接する日本庭園です。徳川御三家の水戸藩が江戸初期に造成し、現在では都立庭園として東京都心のビル街に貴重な緑の空間を提供しています。「後楽」の名は地名にも残り、東京ドーム本社の所在地は後楽1丁目です。

 後楽園ゆうえんちは、日本初の本格的なジェットコースターを設置して人気を集めました。飲食コーナーも充実し、その後のテーマパークの基本形が整いました。

 後楽園ゆうえんちが東京ドームシティアトラクションズに改名したのは2003年。スパ施設を中心としたLaQua(ラクーア)もオープンし、子ども連れの家族だけでなく、カップルから高齢者、外国人旅行客まで幅広い層が楽しめる施設に生まれ変わりました。

 

1955年7月9日の日経平均株価終値は

357円50銭