本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(6月27日)
27日のドル/円の終値は110.27円
前営業日に比べ0.23円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- OIL:米国に反発。イラン石油相「イラン産原油を市場から締め出すことは不可能」
- TRL:トルコがイランに接近。「米国のイラン原油輸入停止の要求にトルコは縛られない」
- EUR:イタリアがロシアに接近。「ロシアへの追加経済制裁、自動的に執行すべきではない」
- CAD:カナダドル売られる。ポロズ・カナダ銀行総裁「通商政策が7月の金利決定に影響」
主要指標終値
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本日の注目通貨
ドル/円:110円台に戻す
リスクオフがまん延するマーケットで、東京市場のドル/円は再び109円台へ下落。上海総合指数は3日続落して、約2年1カ月ぶりの安値水準となりました。
NY時間になって、中国企業の対米投資規制が懸念されたほど強硬にならないとの安堵感から110.49円まで反発しましたが、クドロー米NEC(国家経済会議)委員長が「トランプ大統領は中国に対して譲歩しない」と発言したため、上値も伸びませんでした。
貿易戦争のニュースで上下するドル/円ですが、チャートを見ると6月の高値110.90円をピークに徐々にに高値が切り下がっています。ドル/円が111円を目指すには、貿易関係でもっと「前向き」なニュースが必要ではないでしょうか。
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ユーロ/ドル:EUサミットは波乱の予感
ユーロ/ドルは冴えない状況。1.16ドル半ばからスタートしたこの日のユーロ/ドルは、NY時間に入って1.1540ドルまで大きく下落。ユーロ/円も128.34円をトップに127.26円まで下げました(チャート2、3)。
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本日からEU(欧州連合)サミットが開催されますが、主要テーマとなる移民政策を巡りドイツ連立与党内部で意見の対立が深刻化しています。イタリアではコンテ新首相が移民受け入れに強い反対を表明。EUサミットで合意が得られなければ、移民政策を擁護してきたメルケル独首相の辞任まで発展するおそれもあり、ドイツの政治が一気に不安定化することになります。
英国はこのEUサミットで離脱方針を発表する予定で、こちらも注目。また貿易摩擦に関しては、EU大統領のトゥスク氏が「(米欧関係の)最悪のシナリオに備えよ」と発言。さまざまな分野で紛糾が予想され、ユーロの売り材料になりそうです。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
28日:ドイツCPI、米GDP(確報値)
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◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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