お金はどのように使い分ければいい?

 お金を貯めるには、どんなコツがあるでしょうか。

 資産運用を行うには、今持っているお金(資産)の整理と資産設計が必要です。

 まずは、持っているお金(資産)の整理をしましょう。

 目的や使う時期に応じて、現在のあなたのお金を(1)日常生活で使うお金、(2)近い将来使う予定のお金、(3)当面使う予定のないお金に分けましょう。

(1)日常で使うお金

「日常で使うお金」は、食費など日常生活における生活費や、急なケガなどの治療費といった「使いたいときに使えるお金」です。

日常で使うお金

 

ポイント:「使いたいとき」にすぐに使えるように、「普通預金」などとして管理するのがいいでしょう。

 

(2)近い将来使う予定のお金

「近い将来使う予定のお金」とは、結婚資金や子供の教育費、マイホーム購入費といった「ある程度近い将来に使うためにとっておきたいお金」です。

近い将来使う予定のお金

ポイント:「将来のためのお金」として、「お金を減らさないこと」を重視しつつも、少し増やすことを考えてもいいでしょう。​

 

(3)当面使う予定のないお金

「日常生活で使うお金」「近い将来使う予定のお金」を除いた部分が「しばらくは使う予定のないお金」です。

当面使う予定のないお金

ポイント:豊かな老後生活を送るための資金などにするため、投資などでお金を増やすう、資産運用を進めてはいかがでしょうか。

 

お金の使い分けまとめ

 資産形成をする上では、こうした「お金の性格」に合わせて、お金の管理方法や増やし方を考えていくことが大切です。

(1)日常生活で使うお金

(2)近い将来使う予定のお金

(3)当面使う予定のないお金

(3)の「当面使う予定のないお金」は放ったらかしにせず、しっかり増やす、資産運用を進めることが将来の資産づくりには必要です。