本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.96

下値メドは109.35

今朝の天気マークは「晴れ」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(5月15日)

15日のドル/円の終値は110.36円

 前営業日に比べ0.72円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。

  • TLR:エルドアン・トルコ大統領「自分自身が金融政策に、より積極的に関わっていく」
  • TLR:トルコが駐米、駐イスラエル大使を召還。米国大使館のエルサレム移転に抗議
  • USD:小売売上高 前月比0.3%、予想と同じ。前月分は上方修正
  • EUR:ドイツ1~3月期GDP 前期比0.3%、予想下回る
  • EUR:欧州1~3月期GDP(改定値)前期比0.4%、速報値から変わらず
  • EUR:イタリア「五つ星」(反エスタブリッシュメント政党)と「同盟」(右派政党)が連立で合意か
  • GBP:英3月ILO失業率4.2%、予想と同じながら堅調
  • AUD:RBA(豪州準備銀行)議事録はやや弱気。インフレと労働賃金の伸び悩みに警戒

主要指標終値

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本日の注目通貨

トルコリラ/円:下落リスク、さらに強まるおそれ

 トルコリラは対ドル、対円で過去最安値を更新。対円では9日につけた安値を更新して24.55円までトルコリラ安が進みました(チャート1)。

 トルコリラの下落に歯止めをかけるには利上げすべきとマーケットは考えています。しかし、利上げを嫌うエルドアン・トルコ大統領が、「(6月の)総選挙後は、自分自身が金融政策により積極的に関与することになるだろう」と語ったことで、トルコ中央銀行が通貨防衛のためにできることはさらに限られることになりました。中期的には、強権政治のもとでトルコ中央銀行の独立性がさらに失われるとの懸念もあり、トルコリラに対していっそう先安観が強まっています。

 またトランプ政権が米国大使館を在エルサレムに移転したことに抗議して、エルドアン大統領が、駐米、駐イスラエル大使の召還を表明しました。政治的にも緊張感が高まっています。

 

 

ドル/円:110円台で値固めできるか

 米長期金利が一時6年10カ月ぶりの高水準となる3.09%まで上昇したことが全体的なドル買いを強め、ドル/円は110円を抜けて2月2日以来の高値110.45円まで上値を伸ばしました(チャート2)。

 

ユーロ/ドル:再び年初来安値を更新

 一方、反発の兆しを見せていたユーロ/ドルは、強力なドル買いの流れに押されて下落。年初来安値を1.1820ドルまで更新しました(チャート3)。

 また、ユーロ/円は、ドル高相場で、円安とユーロ安が同時進行するなか、ユーロ安の影響をより濃く受けて下落。131円台は維持できず、再び130円台前半に下げています。

 

本日の注目イベント

欧州、ドイツ消費者物価指数、米鉱工業生産など

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。