本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(4月24日)
24日のドル/円の終値は108.80円。
NY市場で109円台まで上昇して高値を更新しましたが、値幅は大きくありませんでした。
前営業日に比べ0.12円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- 豪ドル:第1四半期トリム平均値CPI(消費者物価指数)、予想上回る。インフレ見通し上方修正も
- ユーロ:ドイツ4月IFO景況指数102.1、予想下回る
- スイスフラン:貿易黒字幅が4年半ぶりの低水準
- カナダドル:カナダ銀行総裁「NAFTA(北米自由貿易協定)交渉難航で投資意欲下がっている」
- NZドル:3月のNZ移住者と長期滞在者が大きく増加
- NY株:大幅安。24024.13ドル(▲424.56ドル)
- 原油先物:67.70ドル(▲0.24ドル)
- 米長期金利:10年債利回り3.000%(+0.024%)2014年1月以来
- 金先物:1333.00ドル(+9.00ドル)
本日の注目通貨
ドル/円:109円つける
広範なドルの買い戻しはこの日も継続。108.70円からスタートしたこの日のドル/円は、米長期金利がついに3%を超えたのを見て109円台にのせ、2月9日以来となる109.20円まで上昇しました。
しかし高値をつけたあとは108.54円まで大きく下落。達成感もありましたが、金利上昇を嫌気したダウ平均株価が一時600ドルを超える大幅下落となったことも売戻しの理由となりました。(チャート1)
ユーロ/ドル:下げ止まるか?
ユーロ/ドルは、先週金曜日に1.2400ドルをつけたのを最後に、一度も振り返ることなく下落。この日は1.2182ドルまで下げて3月1日以来の安値を更新しました。その後はやや反発して、慎重ながら1.2245ドルまで回復。(チャート2)
最近の欧州の経済指標は勢いがなく、ECB(欧州中央銀行)とドラギ総裁は今週の会合で、金融緩和の解除に慎重な姿勢を示すだろうと見られています。とはいえ、中期的なユーロ高を信じるマーケット参加者は多く、ECB会合前のポジション調整が一巡すれば、ユーロ買いが再開することも考えられます。
ユーロ/円:133円台突破するも、急落
ユーロ/円は抵抗ラインだった133円を上に抜け、2月13日以来となる133.48円まで上昇しましたが、ドル/円が下げに転じると132円台後半まで差し戻される場面もありました。(チャート3)
トレード前に要チェック!今日発表の、重要指標
トルコ中央銀行、政策金利発表
本日のCBT(トルコ中央銀行)の政策会合は、金融政策以上に中央銀行の独立性という意味でも注目が集まりそうです。
原油高とトルコリラ安のダブルパンチでトルコではインフレ上昇懸念が一段と強まっていますが、エルドアン大統領は利上げには難色を示しています。トルコ中銀は、1週間物レポ金利は8%に据え置く予想ですが、後期流動性ウィンドウ金利を13.25%へ50ベーシスポイント引き上げるとみられています。
経済指標過去データはこちらをチェック!
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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