本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(4月18日)
18日のドル/円の終値は107.21円。
前営業日に比べ0.21円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- ユーロ:3月HICP(確報値)予想下回る。前年比1.3%
- ポンド: 3月CPI予想下回る。前年比2.5%。ポンドは急落
- 南アランド:3月CPIは7年ぶり低水準。南アランド買われる
- カナダドル:カナダ銀行、政策金利を1.25%に据え置き。次回利上げは未定
- ドル:ベージュブック「米国経済は引き続き緩やかに成長」
- 人民元:中国人民銀行は銀行預金準備率を引き下げ。この時期、金融緩和はサプライズ
- NY株:24748.07ドル(▲38.56ドル)
- 原油先物: 68.47ドル(+1.95ドル)米原油在庫107.1万バレル取り崩しの報告で
- 米長期金利:10年物利回り2.873%(+0.044%)
- 金先物:1353.50ドル(+4.00ドル)
本日の注目通貨
ドル/円:107円前半
この日のドル/円は、やや買い気味に動きました。ポンペオCIA長官が極秘に北朝鮮を訪問して金委員長と会談していたとの報道が、米朝首脳会談に向けた前向きな話題だとしてリスクセンチメントが改善。
ドル/円は東京時間朝に一時106.98円まで下げてから反転してその後は上値を伸ばし、東京時間午後には107.38円をつけて当日高値としました。ただ勢いには欠け、その後はNY市場終了まで107円台前半でレンジ取引が継続(チャート1)。
ポンド:ポンド高の季節は終わりか
ポンドは、この日発表された3月CPI(消費者物価指数)の発表後に1.4173ドルまで急落しました。
「4月はポンド高」というアノマリー通り、今月のポンドは堅調で、対ドルでは今週17日に年初来高値となる1.4377ドルをつけました。ポンド/円も13日に2月21日以来の高値となる153.85円まで上昇しています(チャート2、3)。
今週発表された英国の雇用統計も良好で、失業率は45年ぶりの低水準。BOE(英国中央銀行)の定義では、もはや完全失業率を超えた水準。労働賃金は予想を下回りましたが、タイトな労働市場を考えると上昇は時間の問題との見方でした。
BOEの利上げ期待がマックス高まっていたところに、この日のCPIが梯子を外して、ポンドは急落。ポンド/ドルは今月の高値/安値の半値水準まで下落しました。
とはいえ、マーケットはBOE利上げを織り込みながら、ロングポジションを積極的に積み上げてきたので、今日の結果にかかわらず、いったん整理するきっかけを待っていたようです。
BOEの態度が急変するとも思えず、またボンドの宿痾ともいえるブレグジットはしばらく動きがなさそうなので、今回の下落は押し目買いのチャンスと考えるトレーダーもいるようです。
本日の注目イベント
19日:豪失業率、英小売売上高指数
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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