(提供元:大和投資信託)

    

 皆さまはTOPIX-17という指数をご存じでしょうか。
 東京証券取引所が2007年12月17日より算出・公表している日本株の業種別株価指数のことです。

 当コラムでは、株式投資1年目の主人公「イーナちゃん」の物語を通じて、TOPIX-17の魅力についてご紹介していきます。

 

 ここは街外れのとある資産運用相談所。

十七郎: こんにちは。本日はようこそいらっしゃいました。私は当事務所オーナーの十七郎と申します。本日はどのようなお悩みでいらっしゃったのでしょうか。

イーナ: えっと、はじめまして!イーナと言います。去年から株式投資をしているんですが、最近どうもうまくいかなくて。

十七郎: なるほど、イーナさんは株式に投資する際はどのような基準で銘柄を選んでいますか?

イーナ: いや、特に考えてないんですけど、、コーヒーが好きなので○○コーヒーなんかいいかなと。

十七郎: なるほど、好きな企業の株を買うのはいいことですよね。でもそれは、ゴルフで言えばどのような状況でも得意なドライバーだけを使っているのと同じように感じます。

イーナ: ?? ドライバー?

十七郎: 失礼しました、つい興奮すると趣味のゴルフの話をしたくなってしまって(汗)投資も同じようにちゃんと着地点を考えながらショットしましょうと言いたかったんです。
…さ、気を取り直して、、せっかくなのでこれからはちょっとスマートな投資を考えてみませんか?イーナさん、業種というのはご存じでしょうか?

イーナ: ええ、自動車とか商社とかですよね?

十七郎: そうです。業種に着目すると、しっかりとした基準で銘柄を選ぶことができるようになるんです。

イーナ: 業種、なんだかむずかしそう。いったいどれくらいあるんでしたっけ?

十七郎: 一般的には東京証券取引所が分類している「33業種」が有名です。これらにはそれぞれTOPIX、日経平均株価みたいに、株価指数があるんですよ。

イーナ: TOPIX、日経平均株価!よく聞くあれですね?!でも業種って33もあるんですか…。

十七郎: そうですね。33業種を簡単に言い表すと、TOPIXが市場全体の指数ですのでそのTOPIXを33に分けたものといえます。でも大丈夫です。33というのはやはり多いということで、利便性を考慮して33業種を17に再編して誕生したものもあるんです。その名も「TOPIX-17」です。

イーナ: TOPIX-17!!かっこいいですね(笑)

十七郎: 全体のイメージはこのような感じになっています。

 

十七郎: これら17の業種にはそれぞれ個性があって、さまざまな値動きをします。

イーナ: うん、と?あまり想像できないですね…。

十七郎: そうですね、たとえばわかりやすい例ですと「自動車・輸送機」セクターでしょうか。自動車メーカーは輸出企業を代表する企業ですので、円安のときに恩恵を受けることが予想されます。米国の利上げにより円安ドル高が進みそうだと判断したので自動車メーカーの○○自動車の株式を買う。これは、業種という基準で銘柄をしっかり選べているといえます。

イーナ: なんかプロっぽい!とてもスマートな感じがします!

十七郎: いまのはほんの一例ですが、またこちらにいらしていただければ、17つすべての業種の特色についてご紹介しますよ。

イーナ: え?もう時間ですか?

十七郎: 申し訳ございません、こう見えても結構人気があるお店でして(笑)次のお客様がそろそろいらっしゃる時間なんです。

イーナ: そうですか、残念です。でもまた必ずうかがいます!すごく興味が湧いてきました!業種!TOPIX-17!

十七郎: ありがとうございます。それではまたのご来店をお待ちしています。

 

 さて、皆さまTOPIX-17に興味を持っていただけましたでしょうか。次回以降は、TOPIX-17のより深い情報をお届けしていきます。

 では!

 

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
TOPIX-17シリーズに係る知的財産権は、株式会社東京証券取引所に帰属します。

(提供元:大和投資信託)

 

関連リンク

大和投資信託


ダイワ上場投信-ETFホームページ≫≫
大和投資信託のホームページ≫≫
 

 

記事提供元