本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(4月12日)
12日のドル/円の終値は107.35円。
前営業日に比べ0.55円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- ドル:トランプ大統領、TPP(環太平洋連携協定)復帰検討を指示(一部報道)
- ドル:トランプ大統領「シリア攻撃の時期は、絶対に言わない」
- ECB(欧州中央銀行)議事録:「インフレが持続的だとの証拠は不十分」
- ECB議事録:「フォワードガイダンスの緩やかな調整が必要」
- NY株:24483.05ドル(+293.60ドル)
- 原油先物:67.07ドル(+0.25ドル)いったん下落も引けにかけて反発
- 米長期金利:10年物利回り2.836%(+0.055)
- 金先物:1341.90ドル(▲18.10ドル)シリア警戒緩和で
今日の注目通貨
ドル/円:今、そこにあるリスク
トランプ大統領が「ミサイルがやって来るぞ」とツイートしてから1日経ちましたが、米国がシリアを攻撃したとのニュースはまだ入ってきていません。
この日のドル/円は、106.70円を安値に107.43円まで上昇。米国とロシアがホットラインで交渉中との報道で買い戻されました。とはいえ、シリア情勢に対して安心するには程遠く、マーケットは神経質な様子見状態が続いています。今週のドル/円は106.60円と107.50円の間を上下して、レンジを抜け出せていません。
トルコリラ/円:史上最安値圏で推移
シリア情勢の緊迫化でトルコリラ/円は過去最安値水準で推移しています。11日に25.39円まで下げた後、この日は26.19円まで反発。しかし下値リスクは依然としてあります。
マーケットのポジションは、キャリートレードのトルコリラ・ロング/円・ショートで一方向に偏っているため、下がるとストップが出やすい状況になっています。また、観光大国のトルコにとって、この地域の不安定化は大きなダメージとなります。
ユーロ/ドル:調整
4月のユーロ/ドルは1.2215ドル(6日)から1.2395ドル(11日)まで上昇してきましたが、この日は調整が入り、4月の高値/安値の半値(1.2305ドル)付近まで押し戻されています。
ポンドドル:上昇
ポンド/ドルは上昇。3月の高値をわずかに更新して1.4246ドルまで上値を伸ばしました。今年の高値である1.4345ドルも視野。BOE(英中央銀行)は5月に利上げするとの見方が強まっています。
本日の注目イベント
中国貿易収支、欧州貿易収支、ドイツCPI
経済指標過去データはこちらをチェック!
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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