今日のレンジ予想
毎ヨミ!FXマーケットニュース(3月27日)
27日のドル/円の終値は105.34円でした。
前営業日に比べ0.06円のドル高/円安なので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
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円:佐川宣寿前国税庁長官、証人喚問で「政治家の関与なし」
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円:日米首脳会談、4月18日前後に。米朝会談前に備えて協議
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ドル:フェイスブックのCEO、米議会で証言へ
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ドル:李克強中国首相「米国との対話前向きだが、貿易戦争の準備もしている」
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ユーロ:ノボトニー・ECB(欧州中央銀行)理事「ECBは夏にも緩和縮小を決定」
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ユーロ:リーカネン・ECB理事「インフレの下振れが続く可能性が高い」
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ユーロ:欧州3月消費者信頼感、予想下回る。景気減速のサインか
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ダウ平均株価:下落。23,857.92ドル(▲344.68)
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原油先物:続落。65.25ドル(▲0.30)
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米長期金利:10年物利回り2.773%(▲0.077)
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金先物:1347.90(▲13.00)
今日の注目通貨
ドル/円、106円を前に失速
週明けに始まったドル買戻しの動きはこの日も続き、ドル/円は105円台前半から始めて、海外時間に105.90円まで上値を伸ばしました。しかし、フェイスブックの個人情報漏えい問題や、自動運転の規制懸念から米株が下落したこと、米長期金利も低下したことで上昇にブレーキがかかり、この日の上昇分をすべて吐き出して105.34円まで下落、当日安値をつけました。(チャート1)
105.95円は3月の高値と安値の50%に相当します。106円台に乗せて、さらに地固めできるまでは、円高圧力のほうが強いと考えます。今日の上値メド(レジスタンス)は106.09円、下値メド(サポート)は104.96円。
ユーロ/ドル
ユーロ/ドルは、東京時間に1.2475ドルまで今月の高値を更新してから急失速。月末のポジション調整やリーカネン・フィンランド中銀総裁が欧州のインフ見通しに慎重な発言をしたことが上値を押さえました。(チャート2)
ユーロ/円
ユーロ/円は、月曜日と逆にドル/円、ユーロ/ドル共に下げたことで、132円登頂にまたも失敗。3月の高値/安値の50%の130.69円付近まで押し戻されています。(チャート3)
本日の注目イベント
米10~12月期GDP、南ア政策金利
SARB(南アフリカ準備銀行)銀行は、政策金利を25ベースポイント引き下げ6.50%に利下げの予定。SARBは今後さらに利下げする方向。
米国の10~12月期GDP(国内総生産)の確定値は、前期比2.7%に拡大の予想(前回2.5%)。
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「曇り」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「曇り」80日でした。
2018年3月19日より、ご愛読いただいておりました連載「FXデイリーチャート」と、連載「デイリー為替情報」が合体し、新連載「毎ヨミ!為替Walker」としてリニューアルしました。これまでのバックナンバーはこちらよりご覧ください。
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