5269 日本コンクリート工業 東証1部

 2月13日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業理利益+35.0%の20億円、経常利益は+29.3%の22.5億円の増収・増益の見通し。11月13日時点で、8月10日の営業利益+8.0%の16億円から+35.0%の20億円へ、経常利益+3.4%の18億円から+29.3%の22.5億円へと上方修正。

 2012年9月13日の205円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2014年9月1日の787円まで上昇しました。ここをピークにして下降トレンド(A)へ転換し、この中でほとんど全値押しの状況となり、2016年2月12日の221円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(B)へ転換。この中で2017年の4月14日の321円を安値に急角度の上昇となり、今年の1月29日の515円まで戻ったところでもみあっていたところに日経平均株価の急落にツレ安し、2月14日に417円まで下げました。

 

4779 ソフトブレーン 東証1部

 1月30日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+21.2%の11.5億円、経常利益は+20.8%の11.5億円の増収・増益の見通し。営業支援システムと店頭販促代行業。2017年12月期は2円増配。2018年12月期も1円増配の予定。

 2013年6月26日の106円を安値に、ゆるやかな上昇(A)の中で2014年5月20日の117円を安値に急騰となり7月8日の394円の高値をつけました。ここから7月23日の226円まで下げたあと、7月28日の280円まで自律反発。その後ゆるやかな下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で2016年2月12日の125円を安値に急騰。7月6日には708円の高値をつけ、6カ月強で5.6倍化しました。ここをピークに8月29日の305円まで下落し、9月20日の486円まで反発後、三角保ち合い(C)となりました。

 三角保ち合い(C)が煮詰まって、12月7日の363円を安値に三度急騰し、2017年3月2日には746円の高値を更新。746円をピークに下降トレンド(D)を形成し、この中で9月6日の386円、今年の2月9日の397円と2点底をつけ2月16日に424円で買い転換となっています。

 

2002 日清製粉グループ本社 東証1部

 1月30日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は+4.7%の267億円、経常利益は+2.2%の310億円と増収・増益。昨年の10月26日時点の営業利益+1.9%の260億円、経常利益▲1.1%の300億円から上方修正。

 2014年10月17日の987円を安値に上昇スタート(A)。この中で2015年1月30日1,464円の高値に。5月14日の1,365円まで押し目を入れ、角度のややゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行。この中で2016年2月3日の2,049円の高値をつけて、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で8月31日の1,444円、11月9日の1,467円と2点底をつけて再び上昇トレンド(D)へ移行しました。この中で2017年12月26日の2,334円の高値をつけ、調整入りとなったところに日経平均の急落もあって上昇トレンド(D)をいったん切って2月6日には2,029円まで下落しました。

 

3938 LINE 東証1部

 決算発表データはありませんが、M&A(買収や合併)戦略の今後を考えると有望株。
2016年9月28日の5,230円の高値からの下降トレンド(A)の中で、11月9日の3,900円まで下げていったん自律反発後に12月1日の4,465円まで戻し、再下落となって2017年2月22日の3,490円まで下落し、4,465円を高値、3,490円を安値とする三角保ち合い(B)へ移行しました。

 この三角保ち合いの煮詰まりつつある中で、9月6日の3,790円を安値に急上昇。今年の1月9日の5,450円の高値をつけ、高値もみあいとなって1月31日に5,280円を2天井にしたところで、日経平均の急落にツレ安し、2月9日の4,130円まで下げました。業績予想はありませんが、今後の展開は期待できるため安いところは買いと思われます。

 

7971 東リ 東証1部

 2月5日発表の2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益▲8.2%の39億円、経常利益▲8.4%の40億円と減収・減益の見通し。化学:プロダクト、インテリア卸、工事。
株価は割安なので上昇トレンド崩れずゆるやかに上昇継続。

 2012年10月30日の150円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年9月29日の247円を高値に10月16日の200円まで押し目を入れたあと、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行。この中で今年の1月5日の471円の高値をつけ、日経平均の急落にツレ安し、2月14日の360円まで下げて反発となっています。