前日(02月19日)の市場概況

ドル/円:106円台守る

 先週金曜日に1年3カ月ぶりの円高水準となる105.55円まで下落したドル/円は、週明けは106.29円からスタート。東京時間午前に106.09円まで下げましたが、106円台をキープしたまま、じりじりと上値を伸ばし、欧州時間午後に高値106.72円まで上昇。終値は106.589円(前日比+0.305円)。

 

 NY市場が休場で大きな動き見られませんでしたが、日経平均株価が3営業日続伸したことは安心感になりました。ドル/円は105円台でいったん下げ止まったようにも見えますが、今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録や日本のCPI(消費者物価指数)など日米の金利動向に影響を与えるの発表があり、まだ気を抜けません。
 

ユーロ/ドル:1.2300ドル台に落ちる

 先週金曜日に2014年12月以来の高値水準となる1.2555ドルまで上値を伸ばしたユーロ/ドル。週明けはドルが緩やかに戻すなかで、1.2368ドルまで下落しました。

 

ポンド/ドル:1.4000ドル割る

 先週1.4144ドルまで上昇したポンド/ドルも、ドルじり高相場となったこの日は一時1.4000ドルを割り1.3958ドルまで下げました。

 

ポンド/円:149円台前半でレンジ取引

 ドル主導のマーケットではクロス円は強い方向性が出ず、ポンド/円は148.75円から150.20円までのレンジ取引が先週木曜日から続いています。150円台はやや重いように見えます。