お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
金相場は上昇。
江守 哲
コモディティ デイリーコメント
貴金属、原油を中心とした商品(コモディティ)マーケットの要点をまとめたデイリーコメント。コモディティマーケットに精通した江守氏の鋭い着眼点に注目。
金相場は上昇。一時節目の1200ドルを超える場面があるなど、7週ぶりの高値を付けている。
facebook twitter メールで送る 印刷

金相場は上昇。一時節目の1,200ドルを超える場面があるなど、7週ぶりの高値を付けている。

トランプ次期米大統領の記者会見で経済政策に関する言及がなかったことから、ドルが下落したことが金相場を押し上げた模様。トランプ氏が掲げる経済政策を推進すれば、ドルが回復する可能性があるものの、さすがにドル高は行き過ぎたといえよう。

昨年12月半ば以降の金相場の回復局面は1,200ドルをつけたことで、いったん終了する可能性があろう。直近の底値から約7%上昇しており、一服感が出てもおかしくはないだろう。今後もトランプ氏の発言に振り回されるだろうが、基本は長期的な買い姿勢でよいだろう。

プラチナも980ドル台まで上昇し、1,000ドルの大台が視野に入っているとみられるが、さすがに短期間で上げすぎた感もあろう。いったんは打たれる可能性はあるだろう。ただし、長期的には金以上に上昇する可能性があるだろう。注目度を上げておきたい。

非鉄相場は堅調。トランプ次期米大統領が前日開いた記者会見で景気刺激策の具体策を示さなかったため、ドル安が進んだことが押し上げ要因になっているようである。アルミが急伸している。1,800ドル目前まで上げており、きわめて強い動きにあるとみられる。ただし、やや投機的な動きであり、注意が必要であろう。

銅も5,800ドルを回復した。インドネシア政府の鉱物禁輸政策の発効を受けて、産銅会社が銅精鉱の輸出を停止したとの報道が材料視されたもようである。ニッケルは一時9,700ドルを割り込む水準にまで急落したが、その後は1万ドルの大台を回復している。

インドネシア政府が鉱石の輸出禁輸措置の緩和を表明したことを受けて売りが出たもようである。亜鉛は反発して高値を更新し、鉛も上昇した。亜鉛・鉛は買われすぎ感が強くなっているとみられ、調整リスクが付きまとうだろう。非鉄相場の地合いは堅調であろう。

原油は上昇。サウジアラビアやロシアの減産、中国の石油需要が過去最高になるとの見通しなどが材料視された模様。これまで市場では、主要産油国の協調減産合意が正しく履行できないとの懸念から上値が重い動きにあるが、一方で下値を売る動きも限定的になっている。

減産合意が順守されれば、需給の改善はより明確になり、原油相場は上向きにならざるを得ないだろう。市場はいまだに減産の履行に懐疑的だが、今回の合意は減産履行が大前提であり、履行を前提に考えることが重要であろう。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、同国の産油量は2年ぶり低水準になったとしている。また17年の世界の原油需要は日量100万バレル以上増加し、今後2・3年は需給が引き締まると予想している。

またバーキンドOPEC事務局長は、イラクとクウェートを含むOPEC加盟国は減産に着手し、世界の原油在庫は第2四半期までに減少するとの見通しを示している。ロシアのノバク・エネルギー相は減産合意に従って、減産に着手したとしている。

ただし、1月の減産量については公表せず、天候状況によると説明している。この日の動きを見る限り、やはり下値は堅いとの印象である。50ドル以下を売るリスクはきわめて高く、むしろ押し目買いの水準と考えるのが妥当であろう。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

▲トウシルトップページへ

 

投資の失敗
老後破綻
はじめよう株主優待
桐谷広人

 

このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください金相場は上昇。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

金相場は上昇。

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
投資の失敗
 
ボーナス投資  
桐谷広人
株主優待
 
老後破綻  
動画でわかる

 
NISA
 
楽天証券夏ボーナス
メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。