金相場は小幅続伸した。株安や金利低下もあり、買戻しが入りやすくなっている模様。これまで金相場を圧迫してきた材料に変化が見られれば、すでに十分に売られているだけに、反発も大きくなる可能性があろう。

1,150ドルを明確に超えるようだと、状況は大きく改善するだろう。銀も16ドル割れで底打ち感が出ていると見られ、プラチナは890ドルを維持している。パラジウムは650ドル割れを回避して反発し始めているようである。ドル安に転じれば、貴金属銘柄は大きく反発することになろう。

非鉄相場は休場明けとなったが、上値の重い展開だった。銅は5,600ドル超えを試したものの上値が重く、ニッケルはインドネシアの鉱石輸出が増加するとの観測から売りが優勢となり、10月下旬以来の安値をつけている。

相場は崩れており、1万ドル前後で下げ止まるかがポイントになるだろう。アルミも1,700ドルを割り込めば、基調は軟調になりやすい。またこれまで堅調だった鉛も大きく崩れており、2,000ドル割れのリスクが高まっている。

原油は4日続伸。OPEC加盟・非加盟国による協調減産を背景に下値を売りづらい状況になっている模様。ドル高基調の継続でも下値は堅い状況が続いており、これにドル安が加わると上昇に弾みがつくことになろう。

株安などは懸念材料になるが、基本的な上昇基調は変わりようがないだろう。長期にも上昇基調に転じており、下値売り込みづらい状況にあると見られる。最終的には100ドルを目指す動きになるだろう。

米石油協会(API)が発表した23日までの週の原油在庫は前週比420万バレル増となり、これを受けて時間外取引では売りが優勢となっている。一方、ガソリン在庫は同280万バレル減、ディスティレート在庫は同170万バレル減だった。