金相場は小幅上昇。ドル高・ユーロ安が一服したことで買戻しが入り、4日ぶりに上昇した。市場では、12月の米利上げをほぼ織り込んでおり、ドルの上昇基調はいったん収まる可能性があると見られる。

この動きを受けて、金相場の下値は徐々に堅くなりつつある模様。また銀やプラチナも同様に下値を固める動きに入りつつあるようである。

一方、パラジウムは堅調さにやや一服感がみられる模様。他の貴金属と異なる動きになっていたが、高値を更新できないようだと、トリプルトップ完成となり、反落のリスクが高まろう。

非鉄相場は堅調な推移。下がり切らずに戻しており、基調は強いと判断することになろう。非鉄市場に対するリスク選好のうごきは続いていると考えるべきであろう。また原油価格の上昇やドル指数の頭打ちの動きも下値を支えているといえよう。

原油は3週間ぶりの高値を付けた。30日にウィーンで開催されるOPEC総会での減産合意への期待が高まっているようである。これまで市場では、OPECでの減産合意は困難とみており、これが売りにつながっていたが、最近のOPEC加盟国の積極的な動きを見せていることから、ショートカバーが膨らんでいる模様。

OPECの結果次第で市場は大きく動くことになろうが、いまは市場のトレンドを重視しながら、慎重に対処すべきであろう。WTIは48.50ドルを超えると一段高となる可能性は十分にある。

ただし、50ドルに近づくと、米国でのシェールオイル生産が増える可能性がある。これが原油相場の上値を抑えるかにも注目しておく必要があろう。