金相場は軟調に推移。ISM製造業景況指数が堅調だったことでドル高が進行しており、ドル建ての金相場を圧迫した模様。

7日発表の雇用統計次第では利上げ観測高まり、さらにドルの上昇する可能性もあるとみられる。その場合には、いったんは下値を試す動きにならざるを得ないだろう。

とにかく、この2週間は株価が変調をきたしやすい期間であると考えられる。どのような値動きになるかは不透明であり、いまはあまり固定観念を持たずに見ていくことが肝要であろう。そのため、短期的には下落の可能性も十分にあると考えている。

非鉄相場は総じて堅調に推移。全般的に堅調さは維持されている。アルミは続伸し、高値を更新。引き続き強い動きにある。銅は反落したが、重要なチャートポイントの4,830ドルを維持している。ニッケルは反落したが、1万165ドルの重要なサポートを維持している。ただし、1万530ドルを超えないと上昇には転換しないと考えられる。亜鉛は高値を更新。きわめて強い動きが続いている。

原油は続伸。ブレントは8月以来となる50ドル超えとなった。WTIも3カ月ぶりの高値をつけた。イランがOPEC非加盟国に対して、原油相場の下支えに向けて協調の必要性を訴えたことが材料視されたもよう。

イラン国営イラン通信(IRNA)によると、ロウハニ大統領はベネズエラのマドゥロ大統領と電話会談し、原油価格の引き上げと市場安定化を目指す上で、産油国が決断することが不可欠との認識を示したもよう。

OPEC加盟国は9月28日の非公式会合で、約8年ぶりとなる協調減産で合意したが、その後の原油相場は堅調さを維持している。市場関係者の多くは、依然として協調合意の履行は現実的ではないとみているが、この合意にロシアも加わるとの姿勢を示しつつあることから、現実味が出始めていることで、慌てて買い戻しを入れている向きがいるものと思われる。

この買戻しが一巡した後は本当の動きになるとみられる。WTIも50ドルを超えるのか、この数日間の動向に注目したい。