金相場は小幅反発。FOMC声明を翌日に控える中、米国の堅調な経済指標にもかかわらず、買戻しが入った模様。FOMCでは追加利上げは見送られる見通しだが、声明内容から利上げ時期に関する手掛かりを探すことになろう。

FRBは利上げをしたい模様だが、その可能性をどのように市場に浸透させるかがポイントになろう。また英国のEU離脱決定によるリスクへの配慮もにじませることになろう。金相場は一時的に売られるかもしれないが。長期トレンドが崩れることはないだろう。

非鉄相場は上値の重い展開。FOMCが始まったことで、動きづらい展開にあるようである。FOMCでは金融政策の現状維持が見込まれているが、年内利上げへの警戒感から、いまは動きづらいと見られる。

原油相場も下げており、上値を追いづらい状況は変わっていない模様。原油相場が40ドルを下回るようなことになれば、つれて下げる可能性も十分にあろう。

原油は4日続落。WTIの清算値は前日に続いて3カ月ぶり安値を更新した。需給緩和への懸念が引き続き重石になっている。米国内で生産拡大の兆しが見られ始めていることは、明確な懸念材料であろう。

石油掘削リグ稼働数の増加傾向や、OPECの産油量も記録的な規模に膨らんでいるため、世界的な需給不均衡の解消には時間がかかるとの見方が再び台頭しつつある。石油製品が切り返したことで、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、基本的には上値が重いと見られる。

この結果、ブレントとWTIのスプレッドは4月下旬以来の高水準に達している。米エネルギー情報局(EIA)が発表する石油在庫統計で、産油量の増加やガソリン在庫の減少が見られなければ、再び売り圧力にさらされる可能性もあろう。トレンド反転のきっかけが見当たらず、底値を探す動きが続くことになろう。