お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
金はほぼ横ばいでの推移。
江守 哲
コモディティ デイリーコメント
貴金属、原油を中心とした商品(コモディティ)マーケットの要点をまとめたデイリーコメント。コモディティマーケットに精通した江守氏の鋭い着眼点に注目。

金はほぼ横ばいでの推移。

2016/6/1
金はほぼ横ばいでの推移。4月の米個人消費が年換算で前月比1.0%増と市場予想の0.7%増を上回り、6年8カ月ぶりの高い伸び率となった。
facebook twitter 印刷する

金はほぼ横ばいでの推移。4月の米個人消費が年換算で前月比1.0%増と市場予想の0.7%増を上回り、6年8カ月ぶりの高い伸び率となった。

消費の力強さが確認されたことで、FRBによる早期利上げ観測が強まり、ドル高基調が続いているのだが、それでも売りは限定的となっているようである。前週末までに8日連続で下落していたこともあり、安値拾いやショートカバーが入ったと考えられる。

また英国のEU離脱に関する調査結果において、離脱派が多かったことはサプライズであり、これも金相場を支えた可能性がある。1,200ドルをサポートしたため、目先の底値を確認したとの見方が広がれば、再び上昇に向かうだろう。

非鉄は下落。今後数カ月以内の利上げを示唆した前週末のイエレンFRB議長の発言を受けてドル高基調が続いており、これが上値を抑えているようだ。また中国経済の先行き懸念も引き続き重石となっている。

かなり下げているものの、底値を拾う動きは見られず、非鉄市場への関心は低いままである。この状況で、中国経済指標の悪化が示されるようだと、さらに水準を切り下げるリスクもある。本日発表のPMIの数値に注目したい。

一方で人民元安の動きが見られる点には要注意である。原油は下落。ドル高や米国株安を背景に利益確定売りが出た模様。5月は上昇し、月間ベースでは4カ月連続の上昇となった。

米国ではドライブシーズン=ガソリン需要期に入ったと見られる。米国の燃料需要が増加する動きが確認されれば、これまでの基調が続く可能性が高い。過去、4月から5月のメモリアルデーまで上昇した場合には、年末まで上昇しやすい傾向にある点も支援材料になるだろう。

ただし、50ドルを挟んで上値が重くなりつつあり、目先は日柄と値幅の調整が必要であろう。米国内の産油量の減少傾向が確認されれば、再度上値を試すことになるだろう。

一方、3月の米国内の石油総需要は前年同月比2%(日量37万8,000バレル)増の日量1,961万バレルだった。増加は2カ月連続。ガソリン需要が同3.8%(日量34万4,000バレル)増の日量940万バレル大幅増となり、全体を押し上げた。ディスティレートは同2.8%(日量11万3,000バレル)減少した。

OPEC総会では産油量に関する政策変更はない見通し。サウジが独自路線を進んでおり、イランも増産傾向にある。OPECはすでに機能不全を起こしており、供給削減に対する期待はできない。米国内の産油量の減少と需要の増加による需給バランスの改善に期待するしかないのが実態であろう。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください金はほぼ横ばいでの推移。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

金はほぼ横ばいでの推移。

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
 
 
 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。