金は続落。米国の早期利上げ観測の高まりからドル高・ユーロ安が進行し、金に売りが出た。水準としては3週間ぶりの安値をつけている。

最近のFRB高官による早期利上げ発言が金相場の重石になっており、これらの発言をイエレン議長が週末の講演で肯定するのかに注目することになろう。6月利上げの動向次第で金相場は大きく変動する可能性は十分にあろう。今後のFRB当局者の講演よりも、イエレン議長の発言に注目したい。

非鉄は反発した。銅は辛うじて節目の4,500ドルを維持している。ただし、需給面で支援材料が見当たらないとの見方が多く、すぐに上昇に転じるようにもみえない。原油相場が上昇すれば、一定の戻りはあろうが、それでも上値は重い状況が続く可能性が高いだろう。戻しても、自律反発的な動きにとどまる可能性が高いと考えられる。

原油は反発。米国内の原油在庫減少見通しをきっかけに買いが入った模様。ただし、ドル高が上値を抑えている。米石油協会(API)が発表した20日までの週の米国内の原油在庫は前週比510万バレルの減少と、減少幅は市場予想の約2倍に達した。

WTIは節目の50ドルが目前に迫っているが、原油相場では60ドルが重要であると考えている。歴史的に重要なレンジの40ドル-80ドルの中心が60ドルである。したがって、年内の戻りのめどはやはり60ドルであろう。

一方、イラク国営ニュースサイトのイラク・メディア・ネットワークによると、ニマ副石油相の話として、石油生産が日量470万バレル、輸出は過去最高水準となる同390万バレルになっているとしている。しかし、供給増の話にも市場の反応は鈍くなっている。

本日の米エネルギー情報局(EIA)発表の在庫データで、原油在庫と産油量の減少が確認されれば、上値を試す動きが強まるだろう。