金は3日続伸。株価上昇でも買われており、やはり地合いは強いといえる。テクニカル的にも買いを誘いやすい動きになっており、将来的な世界株安への懸念もあり、金への投資は今後も加速する可能性が高いと考える。

また日欧のマイナス金利導入で保有コストが著しく低下していることも後押しになるだろう。また欧州通貨安でユーロ建てやポンド建ての金価格が急伸していることも、金相場全体を支えることになるだろう。

貴金属のトレード戦略は、金・銀はロング、プラチナはスクウェア、パラジウムのショート。非鉄は概ね堅調に推移している。ただし、ニッケルは下げている。

中国株が急落した割に下げ幅は小さい印象である。しかし、目先はやや地合いが悪化している印象がある。銘柄ごとに強弱感も異なっており、目先の動きには注意が必要であろう。

G20後に大きく変動する可能性もある。非鉄のトレード戦略は、アルミはロングだが、銅・ニッケル・鉛はショート。亜鉛は一旦スクウェアにした。

原油は有力産油国が3月に会合を開くとの報道で切り返した。ベネズエラのデルピノ石油・鉱業相は、カタールとロシア、サウジが3月中旬に原油相場の安定に向けて会合を開催することで合意したとしている。

これら4 カ国は主要産油国による増産凍結を目指しているが、イランの合意が必要であることや、世界的な原油の供給過剰を解消するには増産凍結ではなく減産が必要との見方が大勢であり、原油相場の押し上げには力不足との指摘もある。

ロシアのノバク・エネルギー相は、主要産油国による増産凍結を実施する場合、少なくとも1年間継続する必要があるとの見解を示している。いずれにしても、原油相場は長期のダウントレンドを抜け切れていない。

現時点では、43ドルを明確に超えることがトレンド転換の基準になると考えている。現在のような狭いレンジでの上下の動きは、全体のエネルギー相場にとって大きな影響はない。

大きなうねりをもって上昇に向かうには、まだまだ材料不足である。また今後株価が大幅に調整した場合に原油相場がどのように動くかにも注意が必要であろう。

エネルギーのトレード戦略だが、天然ガスのショートを除いて、一旦ポジションを解消する。株価が買われ過ぎになっていることもあり、積極的な上値追いは避けたい。