クイズ

 以下、2020年の日経平均チャートと、ある投資主体(投資家をグループで分類したもの)の売買動向(買い越し・売り越し)です。このチャートの投資主体は、以下【1】~【4】のうちのどれでしょう?

【1】    個人投資家
【2】    投資信託
【3】    信託銀行の信託勘定(主に年金基金の売買動向を表す)
【4】    外国人投資家

<2020年の日経平均と、ある投資主体の売買動向(買い越し・売り越し:株式現物と株価指数先物の合計)>

<2020年の日経平均と、ある投資主体の売買動向(買い越し・売り越し:株式現物と株価指数先物の合計)>
出所:QUICKほか各種資料より筆者作成

2020年はどんな年だった?

 2020年は、日本および世界の株が急落・急騰したコロナショックの年です。

 2019年12月に新型コロナが流行した当初、流行はアジアの一部地域にとどまり、世界中に広まることは無いと思われており、株価が大きく下がることはありませんでした。

 ところが、2020年2月末にかけて、コロナが欧米にも広まっていることが判明し、日経平均および世界中の株が暴落しました。適切な治療方法が見つからないまま死亡者が増え、恐怖が広まり人々が一斉に外出を控えるようになりました。2020年4~6月に世界経済は、第2次世界大戦以降、最大の落ち込みを見せました。

 しかし、日経平均および世界の株式は、3月に底値をつけてから急回復しました。世界中の政府・中央銀行が、緊急対策として、なりふり構わぬ財政・金融の大盤振る舞いを行った効果が出たためです。

 実際、世界経済は2020年7月以降、急激に回復しました。欧米の方がアジアよりも回復が鮮明でした。これはアジアの外出規制が欧米より厳しく、経済活動の再開が遅れたためです。