長期保有向きで優待内容も魅力的な銘柄も!

 10万円以下で買える株の多くは、株価がいまだ大底圏で割安に推移している銘柄です。その中には魅力的な株主優待を導入して気長に株価上昇を待てそうな長期保有向きの銘柄もあります。

 例えば、首都圏の西部を走る私鉄・京王電鉄(9008)の場合、2026年4月に株式を5分割。しかし、新100株保有の株主に対して従来と同じ9月・3月末に片道1区間無料の電車全線優待乗車券2枚が贈呈されるなど、優待制度の実質拡充を発表。優待目的の個人投資家が少額投資しやすくなりました。

 10万円以下の優待株の中には、PBRが1倍を割り込んでいる銘柄も多く、増配など積極的な株主還元策が株価上昇の起爆剤になりそうです。

株価が割安で優待内容も魅力的な10万円以下の9月優待株!

銘柄名 購入金額
(100株)
配当利回り
(2027年3月期の予想値
優待内容
京王電鉄(9008) 7万5,950円 2.90% 9月・3月末に100株で電車全線優待乗車券2枚。500株(投資金額37万9,750円)でも2枚だが、500株では京王百貨店買い物金額10%割引券(税込3,300円以上の買い物につき)5枚、京王ストア買い物金額50円割引券(税込1,000円以上の買い物で1枚利用可)10枚など、多数の割引券が贈られる。
同社は不動産事業が堅調なものの、沿線高架化工事の費用増加などで今期も2期連続の営業減益予想。株価もなかなか800円台を完全突破できず底ばいが続くものの、下値不安は少ない。
朝日放送グループHD(9405) 8万2,500円 2.42% 9月・3月末に100株でグループ番組特製QUOカード500円分。関西圏のテレビ朝日系放送会社で「相席食堂」「プリキュアシリーズ」など番組制作力には定評。今期は大阪・関西万博特需が終わり、大幅な減収減益予想で株主配当も1株20円に減配。
しかしPBRが0.42倍で約169億円の現預金を保有しており、今後の株主還元に対する期待感から株価は800円台で安定推移しそう。
ワタミ(7522) 10万円 1.00%
(前期実績)
9月・3月末に100株で優待割引券8枚4,000円分。「三代目 鳥メロ」「ミライザカ」「焼肉の和民」など外食店では2,000円以上(税込)の会計ごとに500円割引券1枚利用可。
「ワタミの宅食」では1週間(月~日)の注文金額2,500円以上(税込)で、1週間ごとに500円割引券1枚。必要枚数分の割引券を郵送すると、ワタミファームの農産物を使った商品の注文にも使える。
同社は優待割引券は使えないものの、2024年10月買収のサンドイッチチェーン「サブウェイ」事業が好調で今期も市場予想では増収増益の見込み。株価も一時1,000円の大台に到達し、好調な業績に対する再評価に期待できそう。
※最低購入金額は2026年8月14日の終値で計算。

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