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物価高で「貧しくなる家計」と「貯まる家計」にある"7つ"の違い

2026/7/24 11:00

 食品や日用品など、毎日の暮らしに欠かせないものの値上がりが続いています。そんなインフレ時代において、家計への影響を抑えるコツは「買い方」にあります。物の選び方、考え方、買うタイミングなど、小さな工夫を積み重ねることによって、大きな節約につながりますよ。今すぐマネできる節約術を紹介します。

目次
  1. 「買い方」の工夫で、値上げに負けない家計はつくれる!
  2. まとめ:値上げに諦めることなく、「負けない工夫」が大切

「買い方」の工夫で、値上げに負けない家計はつくれる!

 日用品はインフレの影響を受けやすく、一度値上がりすると価格が元に戻ることはなかなか期待できません。値上げ幅は数十円程度でも、年間で見れば支払額は大きく増えることになります。

 そのため、インフレ時代は「なくなったらその都度買う」のではなく、「できるだけ安く買えるタイミング」で、「ムダにしない範囲でまとめて買う」発想が必要です。

値上げ予定の品を「早め」×「使いきれる限り」買う

 値上げはある日突然行われるのではなく、事前に発表されることが一般的です。ウェブニュースなどで値上げ情報をキャッチできるよう、日頃から意識しておくとよいでしょう。

 値上げ予定が分かったら、値上げ前の価格のうちに買えないか検討します。その際、次のポイントをチェックしてみてください。

・必ず使う品…日常生活で必須の歯ブラシや洗剤など、使うことが確定している品。

・消費ペースの早い品や大量に使う品…「毎日3杯は飲むインスタントコーヒー」など、頻繁に消費するもの。

・ある程度長く保存しても劣化しにくい品…トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの紙製品、洗剤、石けん、缶詰、レトルト食品、乾物、乾麺など。

「値上げ前に買わなくては」と焦るあまり、使いきれない量やめったに使わないもの、本来は使う予定のないものまで買ってしまったら本末転倒です。「絶対に使うものを使いきれる量だけ、あらかじめ安い価格で買っておく」というスタンスが望ましいでしょう。

値上がり幅の大きいものから優先して見直す

 値上げといっても、全ての品が一律の割合で上がるわけではありません。そのため、値上がり幅の大きいものから優先的に節約対象にすると、効率的な家計防衛につながります。

 気候変動や生産量の増減などの理由から、「今年はチョコレートやコーヒーが大きく値上がりする」「今年は米が高騰したが、収穫量が回復すれば価格は落ち着く可能性がある」というふうに、値上げ状況は変わります。

「現在、特に値上がりしているもの」「直近で大きく値上がり予定のもの」を特に注目し、「他の品に替えられないか」「消費量を減らせないか」を考えるのがおすすめです。例えば、野菜や果物など旬のものは比較的価格が安定しているため、今の時期に安い品を選びやすくなります。

 また、同じ葉物野菜でも「レタスは高騰しているから特売のキャベツに替えよう」と柔軟に切り替えると、値上がりの影響を受けにくくなります。

「増量・おまけ」は実質「値下げ」!

 メーカーや店が行う「期間限定で20%増量」「今だけもう1個おまけ」といった内容量を増やしたりおまけを付けたりするキャンペーンは、価格自体は通常時と同じでも、実質的には割安です。特に「わが家の定番品」でこのようなキャンペーンに出会えたら、積極的に購入する価値があります。

 ただし、おまけが付くタイプのキャンペーン品は、それが必要なものかどうかを考えてから手に取るようにしてください。

値上げ後も比較的安い品を狙う

 同じカテゴリの品でも、もともと価格が低く抑えられているものがあります。

 例えばスーパーマーケットやドラッグストアチェーンのプライベート・ブランド(PB)商品は、中間マージンを削ったりCMを控えたりといったコスト削減の工夫で、メーカー品より低価格で販売されているものが多くあります。中には価格上昇をできるだけ抑える方針を打ち出すチェーンも存在します。

 日頃使っている品が値上がりしたときは、こうしたPB商品も選択肢に入れて比較してみてください。

「こだわりの品」を一つずつ見直す

 値上げを機に、「今使っているブランドやメーカーを絶対に変えたくないか」を改めて見直してみると、家計防衛につながります。特にボディケア用品やコスメなどは惰性で同じ品を使い続ける人も多いですが、商品は進化し続けていますし、年齢とともに好みや体質が変化することもあります。

「現在の自分の好みや家計」にフィットしているかという視点でチェックすると、「実は当初のこだわりをすでに感じていない」といった変化に気付くかもしれません。

「いつもの」を手に取る前に、同じカテゴリの品をリサーチしてみてください。「香りが気に入って美容室で勧められるままに買っているシャンプーとトリートメント、似た香りがもっと割安なメーカー品にもあった」など、新しい出会いにつながるかもしれませんよ。

セールや定期便システムで割安に買う

 大手通販サイトが定期的に開催するセールや、同じ品を一定期間ごとに自動購入する「定期便」システムを利用すると、同じ品を割安に買えることが多いです。特に以下の2点をチェックしておきましょう。

・「年に1度」の限定セール…月に1度など頻繁に開催されるセールよりも、大幅に値引きされることがあります。また、目玉商品として家電や家具が激安価格で販売されることも。

・「定期便」システム…定期購入により通常価格よりも安く買える仕組みです。必ず使う消耗品なら、都度購入するよりもお得に買える可能性があります。

 ただし、「定期購入=最安」と過信するのは禁物です。商品や時期によっては、スーパーやドラッグストアでの特売のほうが割安な場合もあります。飛びつく前に地域の相場価格をチェックし、通販のほうがお得なら選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 なお、定期便サービスを利用する際は、契約したまま放置するのは避けましょう。商品価格が割安に設定されているか、最低購入回数や解約条件などの制約はあるか、送料が無料かなどの確認をお忘れなく。

購入履歴から「値上げしていない、値上げ率の低い」ものをチェックする

 できるだけ値上がり品を避けて購入したければ、過去の購入価格と比較して、価格据え置きか、もしくは値上げ幅が小さいものを選ぶのも手です。レシートや家計簿での管理は手間がかかりますが、通販を利用しているなら「購入履歴」で簡単に検索や比較ができます。

 購入履歴や購入後に届くメールには「いつ・何円で買ったか」が自動的に記録されているので、データが蓄積されるほど「インスタントコーヒーは値上げされたが、通販サイトの年2回セールのたびに以前と同じ価格に値下げされているから、このタイミングで買うのが得」といった買い時が見えてきます。

 購入したことのない商品を調べたい場合は、価格の変動を調べて表示してくれるアプリもあります。

 また、地域の相場価格と突き合わせることで「定期便で買っていたティッシュペーパーは、スーパーのPBを特売で買うほうが安い」といった発見があるかもしれません。周辺のチラシを見られるチラシアプリを使えば、自宅にいながらリサーチできます。高値で購入するのを避け、より安価な品の発見に役立ててみてはいかがでしょうか。

「長く使えるもの」を選ぶ

 インフレ時代では、長期的には価格が上昇しやすい傾向があります。同じものでも、将来買い直すときは今よりも購入価格は高くなる可能性があるということです。そのため、家具や調理器具、生活用品などは「最初にできるだけ長く使える質のよいものを選んで買い、できるだけ使い続ける」考え方が大切です。

「買い替え回数を減らす」「買い替えまでの期間を長くする」ことを目指しましょう。

 その場しのぎで激安の鍋や包丁を買ってすぐに使いにくくなって買い直すぐらいなら、価格は高くても耐久性や修理対応なども含めて長く使えるものを選んだほうが、トータルで見ればコストを抑えて満足度も高まりやすくなります。購入者レビューやメンテナンスなどのアフターケアが付いているか調べたりして、後悔のない選択につなげてください。

まとめ:値上げに諦めることなく、「負けない工夫」が大切

 帝国データバンクの調査では、食品だけでも5年連続で1万品目以上の値上げが行われています。物価が上昇しやすい時勢で、値上げそのものを私たちがコントロールすることはできませんが、工夫しだいで家計への負担を抑えることは可能です。

 同じ品でも、選び方や購入のタイミングを考えることで、お得に買える可能性は大きく高まります。

 買い方を工夫し、値上げ分を少しでも相殺できる努力で、インフレ時代を賢く乗り切りましょう。

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