まつのすけ、今月の売ったファンド、買ったファンド

 前述したとおり、前月3位と前月4位のファンドを売却しました。それ以外の売買銘柄を解説します。

売ったファンド:SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン【NISA成長投資枠】

売却額:115円

どんなファンド?:主に南半球を中心とする新興国および発展途上国のインデックス投信です。ベンチマークはMSCIグローバルサウス・セレクト・インデックス(配当込み、円換算ベース)となり、為替ヘッジはありません。

売った理由:インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビア、メキシコ、UAE、東南アジアなどの金融、素材、資本財、サービス、エネルギー、生活必需品などの銘柄が中心の投信です。この投資信託が全世界株式にアウトパフォームするのは、AIバブル崩壊以降と考えて、いったん売却しました。

買ったファンド:野村クラウド関連株式投信 Bコース(為替ヘッジなし)【NISA成長投資枠】

購入額:8,132円

どんなファンド?:世界のクラウド関連企業の株式を主要な投資対象とするアクティブ投信です。運用管理費用(信託報酬)は年1.837%(税込)と高コストで、0.3%の信託財産留保額があります。

買った理由:新規獲得ポイントは主にこの投信を購入しました。NAND・DRAM企業の組入比率が高い点に魅力を感じました。

 組入比率上位は、サンディスク(米国の世界的なデータストレージメーカー)7.4%、マイクロン・テクノロジー6.9%、エヌビディア5.8%、サムスン電子4.9%、SKハイニックス4.6%、ブロードコム3.7%、オラクル3.2%、ノキア3.0%、テスラ2.8%、スノーフレーク(米国のデータクラウドと人工知能(AI)のテクノロジー企業)2.4%です。

まつのすけ、今月のユニーク投信

次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド(THE ASIA 5G)【NISA成長投資枠】

どんなファンド?:日本を含むアジアの次世代通信関連企業に分散投資する投資信託です。為替ヘッジはありません。運用管理費用(信託報酬)は年1.276%(税込)と高コストです。

 組み入れ上位銘柄は、SKハイニックス6.27%、TSMC4.66%、AEMホールディングス(シンガポールの半導体検査装置メーカー)4.02%、キオクシアホールディングス3.97%、メディアテック(ASICに強みがある、台湾の半導体メーカー)3.60%、サムスン電子3.54%、アクトン・テクノロジー(データセンター向けスイッチに強みがある台湾企業)3.22%、潮州三環集団(MLCCなどの機能性セラミック製品を展開する中国企業)2.89%、蘇州東山精密製造(PCBに強みを持つ中国の電子部品メーカー)2.76%です。

注目理由:大型株だけではなく、中小型株も組み入れられている点が魅力。台湾、韓国、中国、日本が組入上位国・地域です  。人型ロボットなどのフィジカルAIが今後進展すると、メモリは現在の市場の想定を絶するほど足りなくなる可能性があり、SKハイニックス、キオクシア、サムスン電子等、その他のアジアの半導体企業の中小型株が入っており、個別株では投資が難しい銘柄で構成されているのでおもしろさを感じました。

まつのすけ、今月のがっかり

 6月は半導体株が急落したところで、外国株の半導体投信を購入しましたが、約定は発注の翌営業日となるので、翌日は大幅に株価がリバウンドして、高値づかみとなってしまったのが残念です。

 外国株投信は発注と約定にタイムラグがあり、買いたいタイミングですぐ買えないのが、上場投資信託(ETF)と比較したデメリットです。従って、基本的に短期売買ではなく、中長期保有に適していると考えます。

 なお、6月は原油は5日間で10%下落し、米国20年債の金利も低下しました。2008年以降の過去実績では、S&P500は半年後61回中52回上昇しました。平均+16.16%/中央値+17.04%と堅調で、今後6カ月は期待できそうです。