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「まだ上がる」を信じていい?そろそろ逃げ時?バブル相場で資産を守るためのルール

2026/7/2 16:00

 日経平均株価が7万円を突破し、さすがにバブルだと思う人も多い一方、「今回は違う」「バブルではない」という声も聞かれます。真逆の意見が飛び交うとき、個人投資家としてどのように行動していけばよいのでしょうか?

目次
  1. 「いつもと違う」「今回はバブルではない」の意見が増えたら要注意
  2. 今まで投資を見送っていた個人投資家が手のひらを返したら?
  3. 今回の始末は「バブル崩壊」なのか「大きめな調整」で済むのか
  4. バブルに乗りつつ痛手なく降りるためには?

「いつもと違う」「今回はバブルではない」の意見が増えたら要注意

 日経平均株価が7万円を突破し、株式投資歴27年の筆者も、ここ最近の株価の大きな伸びには驚きを隠せません。

 日経平均株価がバブル高値を超えることはない、とまでいわれていた中、バブル高値を突破しただけではなく、そこからさらに3万円以上も上昇するなど、何か夢でも見ているような感覚になります。

 ですから筆者は「さすがに日経平均株価7万円というのは行き過ぎであり、早晩バブル崩壊、そこまでいかなくても大幅な株価調整は免れない」と考えています。

 しかし直近のちまたの声を聞くと「今回の株価上昇はAIの進展に伴う産業革命的なものがベースにあるから、今までのバブル相場と同列に語るべきではない」とか「今回はバブルではない。いつもとは異なる」といったものが目立ってきています。

 ただ、株式投資を長年してきた筆者からすれば、バブルが崩壊するときはたいてい「今回はいつもとは違う」「バブルではない」という声が高まったときであると感じずにはいられません。ですからこのことはバブル崩壊の予兆として把握しておくべきである、と思っています。

今まで投資を見送っていた個人投資家が手のひらを返したら?

 また、バブル崩壊の予兆の一つとして「今まで株を買っていなかった層が、株価の大きな上昇に耐えきれずしびれを切らして買いに回る」というものがあります。

 先日も、今まではさすがに高すぎると思ってキオクシアホールディングス(285A)の株を買うのを見送っていたにもかかわらず、株価が10万円を超えた水準で買いに回った個人投資家の投稿を発見しました。

 そこにはなぜ今からキオクシアHDの株を買うのかといった理由が並んでいたのですが、筆者に言わせればそれは「買いたい理由」を自分の都合の良いように解釈して並べているだけ、としか思えませんでした。

 バブルの最後は個人投資家が高値づかみして終わる、というのは典型的なパターンですから、ベテラン投資家がさすがにこの水準では買いにくい、とちゅうちょしている中、高値で買い向かう個人投資家が増えてきたら、これも注意すべきサインであると思います。

今回の始末は「バブル崩壊」なのか「大きめな調整」で済むのか

 また、これもよくいわれる話ですが、今回は今までのバブル相場と異なり、株価が大きく上昇している銘柄が好業績を維持しているため、「バブルではない」との声も根強く聞かれます。

 ただ、それでも株価の上昇ピッチはかなり急激ですから、バブル崩壊までいかなくても、ある程度大きな調整は十分あり得ると思っていた方が良いと思います。

 重要なのは、バブル崩壊のような動きになるのか、それとも調整で済むのかを自分自身で決めつけたり予想したりするのではなく、今後どのような動きになったとしても対応できるような売買のルールを持っておくことです。

バブルに乗りつつ痛手なく降りるためには?

 もちろん、このバブル相場がまだまだ続くという可能性もあります。つまり、将来の株価の動きは誰も正確には予測できないのです。

 であれば、バブルが続くならばそれに乗るような形にしたいですし、バブルが終了して下落局面に転じたならば、早々に撤退できるようにしたいわけです。

 筆者はこのどちらにも対応できるように「25日移動平均線ルール」をバブル相場であっても活用しています。

 もし保有している銘柄が25日移動平均線を上回って上昇を続けているのであれば保有継続して利益を伸ばし、25日移動平均線を割り込んだら売却してその後の下落による利益減少や損失拡大を防ぎます。

 また、新規購入についても、買った後の損切り価格を25日移動平均線割れとし、想定損失額を購入前に見積もります。それが許容範囲内であれば新規買いを行い、そうでなければ新規買いを見送ります。

 株価がここまで大きく上昇して、さらに上がるのか、大きく下がるのか読めない状態だからこそ、客観的なルール設定と実行が強く求められます。

*本記事は、執筆時点での市場環境に基づいた筆者の個人的な見解であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断は、読者ご自身の責任において行ってください。

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