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予算内でやりくり上手に!「袋分け家計簿」でシンプルにため体質をつくる

2026/5/29 11:00

 袋分け家計簿が、近年「節約したいけど難しい方法は勘弁!」という若い世代に見直され、再注目されています。給料日に口座から現金を下ろし、費目別や週別に分けるだけのシンプルな管理法です。貯金に効果的だと見直されつつあるこのやりくり術の魅力と、実際のやり方を紹介します。

目次
  1. 細かいこと抜きでもためられる?袋の残金を気にするだけ「袋分け家計簿」
  2. お金を袋に分けるだけでたまるのはなぜ?
  3. 【まとめ】袋分け家計簿で無理なく「ため体質」を目指そう

細かいこと抜きでもためられる?袋の残金を気にするだけ「袋分け家計簿」

 ひと口に袋分け家計簿と言っても、やり方やルールは人それぞれ。以下の一例を実践しながら、よりやりやすく調整していくことをおすすめします。

1. 収入と支出を洗い出す

 予算を立てるために、まず家計の現状を把握します。

収入:毎月の手取り金額や、ボーナス支給額などを確認。
支出:固定費(毎月ほぼ決まって出ていくお金)と変動費(やりくりにより額が変わるお金)に分けます。

 主な固定費としては、住居費、水道光熱費、通信費、保険などがあります。

 これらは給与口座からの引き落としになっていることが多いと思うので、お金を引き出さずそのままにしておきます(もしも固定費を現金で支払う場合は、その分の予算は引き出して袋分け家計簿にします)。袋分け家計簿で管理するのは、主に変動費です。

 また、貯金したい金額も具体的に決めます。ただ、生活費が不明な場合は、まず数カ月実践して支出を把握してから、無理のない金額を設定するのがおすすめです。

2. 変動費の予算を袋に分けてやりくりする

 給料日に袋分け家計簿に入れる予算を引き出します。このとき、1,000円札で下ろせる分は下ろすと、後で精算するときに便利です。

 主な変動費としては、外食費、日用品費、衣服・美容代、医療費、交通費、教養・娯楽費などがあります。

 ただし、袋分け家計簿は実際に袋を取り扱うため、数が多くなると管理が大変です。特に支出の多いものを優先し、それ以外は「その他」としてひとまとめにするなど、自分が負担に感じない数に絞ることをおすすめします。

 袋分け家計簿の初期につまずくポイントが、「食材と日用品を同時に買ったとき、どちらの袋から払うか迷う」というものです。いったん片方の袋から支払い、後で補填(ほてん)する方法もありますが、小銭の管理が面倒で挫折する原因にもなります。

 この場合、以下のような緩めのルールを作るのが長続きのコツです。

・店別に分ける

 項目ではなく「スーパー用」「ドラッグストア用」など、購入店ごとに袋を分けます。買った内容にかかわらず、その店での支払いは同じ袋から出してOKというルールにすれば、精算の手間が省けます。

・誤差を許容する

「食費と日用品費は、2,000円以内ならどちらの袋から出してもOK」といった例外を認める。例外をすくいとれる余地を残すことが大切です。

・週単位でまとめて管理する

 食費と日用品費は週ごとに一つの袋で管理するやり方です。月の予算を5週分に分けておけば、細かな内訳を気にせず「今週はあといくら使える」と、よりシンプルにやりくりできます。

3. 月末に家計を見直す

 袋分け家計簿は、日々の細かい記録が不要な分、月末に分析をしましょう。

 まず、袋ごとの残金を確認します。早い段階で予算が底をつく場合は、予算設定に無理があるかもしれません。逆に多めに残る場合は、予算を減らして貯金額を増やしたり、自分へのごほうび代に回してモチベーションアップをはかったりできるでしょう。

 また、「先取り貯金」をするのもおすすめです。最初に貯金できる額が分からない人は、数カ月実践して貯金に回せる金額を把握できたら、口座から引き落とさずに先取り貯金にしたほうがよりためやすくなります。

 あわせて、より節約できそうな工夫がないか、ムダ遣いをしていないかといったチェックも行います。これらを繰り返すうちに、さらに家計管理能力がアップしていくことでしょう。

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