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一人暮らしも安心!新社会人1年目から習慣にしたい「賢い家計管理」とライフプランニング

2026/5/22 7:30

 社会人1年目の皆さんの中には、お金の管理について自信が持てないという人もいるかと思います。お金は自分らしく幸せに生きるための「手段」です。本記事では、新社会人が今すぐ実践すべき「四つのポケット」による家計管理、ライフプランの描き方を解説します。ぜひ一生モノのマネースキルを身につけていきましょう。

目次
  1. 1. 新生活スタート、今と将来を見通す「土台づくり」
  2. 2. 家計簿はつけたほうがいい?「見える化」の極意
  3. 3. 一人暮らしなど、生活環境が変わった人へのアドバイス
  4. 4. 自分の未来をデザインする「ライフプランニング」
  5. 自分のお金を整理して「見える化」の一歩を

 社会人としての一歩を踏み出して、2カ月近くがたちました。毎日の仕事や新しい環境に慣れるのに精いっぱいだった時期を過ぎ、ようやく少しずつ心に余裕が出てきたころではないでしょうか。

 それと同時に初めての給与を手にし、「これから自分のお金をどう管理していけばいいのだろう」という期待と不安が混ざり合った気持ちを抱いている方もいらっしゃるのではないかと思います。

 お金は人生の目的ではなく、あくまでも自分らしく幸せに生きるための「手段」です。この「お金の面で不安がなく、自分らしく満たされた状態」をファイナンシャル・ウェルビーイング(Financial Well-Being)と呼びます。今回は、新社会人の皆さまがこの「満たされた」状態を実現していくために、今から取り組むべき家計管理とライフプランニングの基本を解説します。

1. 新生活スタート、今と将来を見通す「土台づくり」

 学生時代とは異なり、社会人は「自分で稼いだお金で生活し、将来に備える」という責任が伴います。人生におけるお金の収支は、大きく「資産形成期(現役時代)」「移行期(リタイア前後)」「資産活用期(老後)」の三つの時期に分かれますが、新社会人の皆さまはまさに今、「資産形成期」のスタートラインに立っています。

 最初にしてほしいことは、お金を役割ごとに「四つのポケット(口座)」に分けて整理することです。これにより、家計の管理が驚くほどシンプルになります。

四つのポケット(口座) 画像
お金は四つに分けて管理する

1. ふだん使うお金(日常生活費)
 家賃や食費、公共料金などの支払いのための口座で、生活費の1.5カ月分程度を目安に入れておきます。給与振込口座に指定しておくといいでしょう。

2. とっておくお金(生活防衛資金)
 病気や失業など、予期せぬショックに備えておくための口座です。生活費の6カ月〜1年分を目標に、預貯金や個人向け国債などの元本保証の商品で確保しておきます。

3. もうすぐ使うお金(ライフイベント準備金)
 5年以内に使う予定がある資金です。数年後の引っ越し、結婚、車の購入などが該当します。これも確実に使えるよう預貯金や個人向け国債などで管理しておくのがおすすめです。

4. 当面使わないお金(将来のための資産)
 上記三つに当てはまらない、10年以上先の将来に向けた余剰資金です。このお金の一部を、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)などを活用した「投資」に回し、資産形成していきましょう。

 詳しくは、過去記事「投資の第一歩は毎月1,000円の積み立てから!NISAで投資デビュー!」で説明していますが、まずは少額(例えば毎月1,000円)からでいいので、NISA口座で積立投資を始めていくのがおすすめです。

2. 家計簿はつけたほうがいい?「見える化」の極意

 家計管理と聞くと「毎日細かく家計簿をつけなければ」と身構えてしまうかもしれませんが、必ずしもその必要はありません。大切なのは、1円単位の正確さではなく、「家計の全体像を把握すること」です。そして、できるだけ手間がかからず継続しやすい方法で取り組むことです。

 おすすめは、家計簿アプリなどを活用して「自動化」することです。クレジットカードや銀行口座を連携させれば、手作業で入力する手間を省き、毎月何にいくら使っているかを把握することができます。

 家計を管理する目的は、主に以下の2点に集約されます。

・「手取り収入」を正しく知る
 
額面の給与ではなく、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料)や税金(所得税、住民税)が引かれた後に、実際に自分が自由に使える金額(手取り)を確認します。

・支出の優先順位を決める
 なんとなく払っているサブスクや、コンビニでのついで買い(ラテ・マネーと呼ばれることもあります)など、自分にとって価値の低い支出がないかをチェック、もしそういったものがある場合には見直していきます。

 まずは「家計の健康診断」として、年間で黒字か赤字かを把握できていれば、それだけでも将来への不安は大きく軽減されるはずです。

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