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お金がたまる人の「先取り貯蓄&投資」、たまらない人の三つのNG習慣

2026/5/15 11:00

「家計を見直したい」「資産形成にチャレンジしたい」と思っても、何から手をつければいいか迷う人は多いのではないでしょうか。実は、貯蓄ができるかどうかは収入の多寡ではなく、「仕組み」で決まります。今回は、だれでも確実にためられるシンプルな貯蓄術を、橋本家の実例とともに紹介します。

目次
  1. たまる人はやっている「たった一つのこと」
  2. シンプルにするほどたまる家計のつくり方
  3. 6人の子どもを育てる橋本家の貯蓄の仕組み
  4. たまらない人がやりがちな「三つのNG習慣」
  5. まとめ

たまる人はやっている「たった一つのこと」

 お金がたまる人に共通する習慣は、ずばり「先取り貯蓄」です。「余ったらためる」ではなく、「ためるべき金額を先にためてしまう」先取り貯蓄が王道です。

 先取り貯蓄を習慣化するために、押さえておくべきポイントが三つあります。それは「自動で」「先取り」「別の場所」です。先取りでためるお金は自動的に普段使っている口座とは別の場所に移るような仕組みをつくっておくということです。

 この三つのポイントを押さえてくれる以下のようなサービスを活用するのも有効です。

  • NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の自動積み立て
  • iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)の自動積み立て
  • 貯蓄型生命保険の自動引き落とし
  • 財形貯蓄の天引き
  • 定額自動つみたて預金

 ネット銀行などではひとつの口座内に目的別預金ができるサービスもあります。貯蓄の目的に応じて「教育資金」「老後資金」などと口座を分ければ、資金の流動性や利回りを最適化でき、うっかり使ってしまうミスも防げます。

シンプルにするほどたまる家計のつくり方

 家計管理は複雑にするほど続きません。以下のシンプルな家計管理をつくり、資産形成を加速させましょう。

  • 「ためる口座」と「使う口座」を分ける

 生活費とは完全に切り離した「ためる口座」を確保し、残った分だけを日々の支払いに使う口座に入れておきます。この仕組みをつくることで、いくら使っていいのかを意識せずとも、自然とお金がたまり、支出も予算内に収まるようになります。

  • 残ったお金は使っていいと割り切る

 将来のための貯蓄が確保できていれば、日々の支出に過度な罪悪感を持つ必要はありません。全てを節約しようとするとストレスがたまり、反動で使いすぎてしまうこともあります。メリハリをつけてお金を有意義に使いましょう。

  • 固定費を見直す

 日々の出費を削る前に、家賃や通信費、光熱費、保険料、サブスクなどの固定費を整理しましょう。固定費は一度見直すだけで節約効果が続きます。日々の節約のように毎回努力する必要がなく、家計の負担を根底から軽くしてくれます。

 口座を分け、固定費を整え、使っていい範囲を明確にする。こうしたシンプルな構造をつくるだけで、家計は無理なく、そして確実にたまる形に変わります。

6人の子どもを育てる橋本家の貯蓄の仕組み

 わが家の貯蓄は、とりあえずためるではなく、目的をはっきりと「学費」に置いています。教育費は人生の三大支出のひとつであり、時期がくれば確実に必要となるお金です。だからこそ、ここを曖昧にせず、親として出す金額を決め、最優先でためています。橋本家ではNISA、ジュニアNISA、貯蓄型生命保険を使って学費準備をしています。

 目的を明確にすると、家計の判断基準が一気にシンプルになります。「この支出は本当に必要か」「これは今必要なお金か、将来の学費に回すべきお金か」と、迷ったときの軸ができるからです。なんとなくためていると、目先の誘惑に負けがちですが、「学費のため」と決めていれば無駄な出費は自然と減っていきます。

 また、学費というゴールが見えていることで、貯蓄に必要な額も明確になります。橋本家では、「子ども1人が私立に進学するごとに月10万円の支出増」を見込んで計画を立てています。「いくらためればいいのか」「いつまでに準備するのか」がクリアになります。

 そして何より、目的がある貯蓄は続きます。節約そのものを目的にしてしまうと苦しくなりますが、子どもの学費という明確な目的があると日々のやりくりにも意味が生まれます。ためることがゴールではなく、使うためにためることができるようになります。

たまらない人がやりがちな「三つのNG習慣」

 貯蓄がうまくいかない人には、共通する三つのパターンがあります。

 まず一つ目は、「残ったらためる」という習慣です。収入から生活費を使い、余った分を貯蓄に回すというやり方では、ほとんどの場合お金は残りません。人間は「お金も時間もあればあるだけ使ってしまう」という法則があるそうです。あらがうことのできない人間のサガなのですね。

 二つ目は、面倒くさがって後回しにすることです。例えば固定費の見直しなどは面倒くさい、分からないと放置されがちです。しかし、通信費や保険料、サブスクなどの固定費は毎月確実に家計を圧迫し続けます。この放置のせいでお金がたれ流されていることに気づきましょう。

 三つ目は、目的のない貯蓄です。何のためにためているのかが曖昧だと、ちょっとしたきっかけで簡単に取り崩してしまいます。目的が明確であればあるほど、家計の判断もブレなくなります。

 ためられない人に共通しているのは、「仕組み」がないことです。たまる家計は、努力や我慢ではなく、自然とたまる仕組みができています。

まとめ

 貯蓄は意志の力ではなく「たまる仕組みがつくれたかどうか」で決まります。仕組みづくりのポイントは、「先取りでためること」「目的別の口座管理」「貯蓄の明確化」という三つのポイントを押さえることです。

 これらを実践するだけで、家計はシンプルに整い、無理なくお金がたまる状態に変わります。難しいことは必要ありません。まずは仕組みをつくり、それを淡々と続けていきましょう。

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