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【年末総括】楽天証券・西アナリスト選定!割安株16社のパフォーマンスはどうだった?

2025/12/25 8:00

 今年割安株として取り上げた企業16社は、年初来で平均1%下落した一方、記事掲載日以降平均2%上昇しました。年初以降株価が下落して割安感が出たため筆者の記事作成対象となり、その後株価が上昇に転じています。これら16社は依然として過去実績および同業他社対比で割安感があり、株価のさらなる上昇が期待できます。

目次
  1. 記事掲載企業16社の年初来騰落率
  2. 16社の適正株価までの上昇余地は?

※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の西 勇太郎が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
【年末総括】割安株16社のパフォーマンスはどうだった?キッコーマン、ヤクルト、サカタのタネ ほか...

記事掲載企業16社の年初来騰落率

 以下に、今年これまで記事で取り上げた企業のうち、記事内で「割安感が解消した場合の株価」について数値を具体的に示した企業16社について、年初来および記事掲載日以降の株価騰落率をまとめました。

 なお、本稿では「割安感が解消した場合の株価」を「適正株価」と表現します。

 各企業を取り上げた記事において、(1)長期的な業績推移と株価純資産倍率(PBR)の関係、(2)同業他社比較における自己資本利益率(ROE)とPBRの関係の2点において、レポート執筆時点で株価に割安感が認められた企業につき、割安感が解消した場合の株価水準(「適正株価」)を示しました(詳細は下表の社名に貼られたリンクより各記事をご参照ください)。

<株価騰落率一覧>(年初来騰落率の降順)

業界 社名 為替 株価 株価騰落率 記事
掲載日
直近値 年初来 掲載日
以降
製糖 塩水港精糖 JPY 520 +64% +3% 10/30
板紙 レンゴー JPY 1,176 +34% +4% 12/11
製鉄 Gerdau USD 3.7 +27% ▲3% 12/18
種苗 サカタのタネ JPY 4,190 +21% +5% 11/27
セメント 太平洋
セメント
JPY 3,838 +7% ▲2% 8/28
計量・計測機器 Agilent
Technologies
USD 137 +2% +11% 10/2
移動体通信 Verizon USD 40 0% ▲10% 9/4
計量・計測機器 島津製作所 JPY 4,229 ▲5% +14% 9/25
廃棄物処理 ダイセキ JPY 3,395 ▲6% ▲7% 9/11
調味料類 Mc
Cormick
USD 68 ▲9% +7% 11/6
ビール Molson
Coors
USD 48 ▲17% +3% 10/9
調味料類 キッコーマン JPY 1,458 ▲17% +5% 11/13
乳業・乳製品 ヤクルト本社 JPY 2,444 ▲18% +8% 10/16
冷凍食品 Nomad
Foods
USD 13 ▲24% +5% 11/20
菓子 General
Mills
USD 48 ▲25% ▲1% 10/23
板紙 Graphic
Packaging
HD
USD 15 ▲43% ▲5% 12/4
16社平均 ▲1% +2%  
※2025年12月19日時点。▲はマイナス
※騰落率(年初来)は、直近株価と昨年末終値を比較
※騰落率(掲載日以降)は、直近株価と記事掲載日の終値を比較
※適正株価の数値を具体的に記事中に示した企業のみを掲載

 年初来で株価が20%以上上昇したのは塩水港精糖(2112 東京)レンゴー(3941 東京)ゲルダウ(GGB NYSE)サカタのタネ(1377 東京)の4社です。

 塩水港精糖は猛暑による飲料向け需要増、レンゴーは段ボール・板紙の値上げ、ゲルダウは米国の鉄鋼輸入関税引き上げによって同社の米国内製鉄所の優位性が向上したこと、サカタのタネは株主還元強化、などの要因が好感され、株価上昇につながりました。

 他方、昨年末以降で株価が20%以上下落したのはグラフィック・パッケージング・ホールディング(GPK NYSE)ゼネラル・ミルズ(GIS NYSE)ノマド・フーズ(NOMD NYSE)の3社です。

 いずれも減益見通しもしくは利益頭打ち見通しから株価が下落しました。3社とも10~12月の間に記事を掲載しましたが、ノマド・フーズについては、記事掲載日以降株価は上昇しており、下げ幅を縮小する展開となっています。

 なお16社の株価騰落率の平均は、年初来がマイナス1%、記事掲載日以降が+2%です。これは、年初以降株価が下落して割安感が出たために筆者によるスクリーニングにかかって記事作成対象となり、その後株価が上昇に転じた企業が複数含まれているためです。

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