2025年ももうすぐ終わり。今年の投資戦略や株取引の結果について、改めて振り返ることをお勧めします。また、将来の株価下落に備えたイメージも今のうちから持っておきましょう。
2025年も間もなく終了!今年の成績はどうでしたか?
2025年も間もなく終了となります。皆さんは、今年の株式投資の成績はいかがでしたか?
今年は4月に急落があったものの、その後は大きく上昇をしたので、トータルで利益となった方も多かったのではないでしょうか。
ただ、銘柄により上昇or下落がまちまちだったため、選択した銘柄によっては期待していたような成果が出せなかった…、という方もいることでしょう。
どちらの場合でも、2025年を振り返り、反省するべきところは反省して、新たな年に臨みたいものです。
比較対象を持つべきか、持たないべきか
さて、ご自身の投資成績を振り返る際に、「絶対値」で見るのか「相対値」で見るのか、という観点があります。
絶対値で見るとは、単純にご自身の株式投資に回している資産の増加率を見ることを意味します。2025年に資産が5%増加したなら、それをそのまま本年の成果とします。
相対値で見るとは、日本株であれば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった株価指数の上昇率と、ご自身の株式投資に回している資産の増加率を比較することです。この場合、例えば株価指数の上昇率が年率20%、自身の資産増加率が年率5%であれば、増加はしているものの株価指数には及んでいないため、改善箇所を探る、というアクションをすることになります。
要は、相対値で見るということは「比較対象を持つ」ということであり、この比較対象に比べて優れていたか劣っていたかで、本年の成果を判定します。
筆者は、マーケット全体が大きな上昇(年20%上昇)となったとしても、それに大きく劣後する上昇率(年5%上昇)であれば、反省や改善をしていく余地があると思っています。
そのためには比較対象を持った方が良いというのが筆者の見解です。ただ、2025年のように、一握りの銘柄の影響により株価指数が大きく上昇することもあるため、その場合は多少割り引いて考えればよいと思います。
また、日経平均株価とTOPIXであれば、一握りの銘柄の影響を受けにくいTOPIXを比較対象とした方がよいと考えます。
「振り返り」で自分でも気づけない癖が見えてくる
また、まとまった時間が取れる年末年始にぜひやっておきたいのが、ご自身の2025年の個々の株取引の振り返りです。
実際の取引の中で、これはうまくいったというものと、そうではなかったというものがあると思います。
これらを振り返ることで、「なぜうまくいったのか?」「どうしてこれはうまくいかなかったのか?」が見えてくるのです。
普段からあまり深く考えずに株取引をしていると、自分の癖や習慣になかなか気づくことができません。でも、過去の失敗パターンを振り返ってみれば、共通項が見えてくることが多いです。
例えば「株価の急落時を狙って買ったがさらに下がってしまった」とか、「株価が下がり始めたので売却したらその後大きく上昇してしまった」「決算発表直前に買ったら決算発表を嫌気して急落した」、といったように、何らかの共通項が見えてきたら、今後はその失敗をしないように気を付けることができます。
時間がないとなかなか過去の振り返りはできませんので、ぜひ年末年始にやってみてください。
大きく下落した時のことをあらかじめイメージしておこう
もう一つ、筆者がぜひやっておいてもらいたいと思っていることがあります。それは「株価が大きく下落し、それが長期間続いた時」のことをイメージするということです。
ここ近年は株価が上昇基調で推移していますから、株価が多少調整しても、そのまま株を保有し続けていれば反発して再び上昇に転じる、というケースが多いです。
しかし、株価下落が1~3年程度続くということもあり、そうなると、株価が調整したときに我慢して持ち続けていると、さらなる株価下落で塩漬け株になってしまう恐れが高まります。
このとき、自分自身がどう行動するかがあらかじめイメージできていなければ、株価下落の終盤に恐怖心から「投げ売り」してしまう可能性があります。
ですから、株価が長期間大きく下落した場合、自分自身はどう行動するのかをあらかじめ決めておくことが重要です。
バイ・アンド・ホールドで株価下落も耐える、という戦術でも良いですが、この場合株価が回復せず塩漬け株となる可能性が高まります。
そのため筆者は、移動平均線割れで売却する、というルールを設けて実行するようにしています。
これが唯一の正解、というものはありませんが、いざ株価が大きく下落した時に慌ててパニックにならないためにも、あらかじめイメージしておくことは必要と感じます。
2025年のコラムは今回が最後となります。本年も多くの個人投資家の皆さまにご覧いただきましたことを感謝申し上げます。
2026年も、引き続きよろしくお願いいたします。
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2025年の終わりにやっておきたい!今年の振り返りと来年の備え
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