50代で投資家デビューし、今では年間約140万円もの配当を得るシニアちゃん。YouTubeを通じて発信するのは、シニア世代だからこそ味わえる優待投資の楽しみ方だ。「寂しくない投資」に行き着いたシニアちゃんの投資哲学とは?
投資家シニアちゃんさまプロフィール
YouTube:シニアちゃんの株主優待Vlog(チャンネル登録者数4万人)
眠れない老後への不安、生前贈与を元手に投資家の道へ
トウシル:シニアちゃんさま(以下シニアちゃん)は株主優待と配当中心の投資生活をYouTubeで配信されています。「シニアちゃんの株主優待Vlog」のチャンネル登録者数は4万人を超える注目チャンネルですが、投資を始められたのは2020年。意外にも最近のことなのですね。
シニアちゃん:そうなんです。ちょうど5年前、2020年9月に最初の株を買いました。それまでは投資とは無縁、とまでは言いませんが、自分が投資に手を出すとは考えていなかったんです。
実は父が投資をしており、実家に企業から封筒が届いたり、配当金のお知らせが来たりするのを日常生活の中で普通の情景として見ていました。気になって投資の話を聞こうとしたこともあるんですが、父からは「お前は絶対に株なんてするな。銀行に預けておくのが一番だぞ」ときつく言われてしまいました。
トウシル:ご自身は投資をしていたのに、ご自身のお嬢さんには止めていたんですね。
シニアちゃん:そうなんですよ(笑)。母に聞くところによると、父も長く投資をする中でリーマンショックなどの暴落局面で危ない思いをしたことがあったようです。娘にはそんな怖い思いをさせたくないという親心だったのかもしれません。
一方で、はたから見ている私には、投資をしている父がどこか楽しそうだったんですよ。あれほどきつく私を止めるのに、父本人は決して投資をやめようとはしません。薄々とですが「きっと投資って面白い世界なんだろうな」と感じていました。
トウシル:止められるほど気になっちゃいますよね。実際に投資に一歩踏み出したきっかけは何だったのでしょうか?
シニアちゃん:デフレからインフレへと時代の空気感が変わってきたこと、そして何より切実だったのが老後の不安です。当時は「人生100年時代」や「長生きリスク」という言葉が盛んに言われ始めた頃でした。
私、もともとすごく心配症なんです。性格的に臆病で。「このまま貯金を切り崩して生きていって、お金が減っていくことに私は耐えられるだろうか…」と考えると、夜も眠れないほど不安になることがありました。
そんな時、父からの生前贈与でまとまった資金を譲り受けたんです。「この大切なお金を自分の将来の不安を消すために使わせてもらおう」と決心し、投資を始めることにしました。
トウシル:元手となる資金はどれくらいだったのですか?
シニアちゃん:当初は2,000万円くらいを投資用資金として銀行から楽天証券に移しました。もちろん、いきなり全額を使ったわけではありません。まずは精神的な安定を図るために「この2,000万円は投資に使っていいお金」という枠を決めました。そうして迎えた2020年の9月、震えるような思いをしながら初めての注文を出しました。
好きだから応援したい。株式投資の始まりは3銘柄から
トウシル:当時はコロナ禍の真っただ中ですよね。初心者が投資を始めるにはなかなか不安な時期だったと思います。最初はどのような銘柄を選んだのでしょうか。
シニアちゃん:順番は忘れてしまいましたが、「三越伊勢丹ホールディングス(3099)」「ANAホールディングス(9202)」「三井物産(8031)」の3銘柄を100株ずつ購入しました。
実は最初は外国株式のインデックス投資を始めようとしていたんです。一番安全で確実だといわれていたので、楽天証券さんで口座を開設するときのアンケートにもそう答えました。でも、なんだかワクワクしないんですよ(笑)。あんまり面白くなさそうだな、でも投資ってそういうものなのかな、と思っていました。
トウシル:お父さまは楽しそうだったのに…。
シニアちゃん:そんな時に、たまたまテレビで「月曜から夜ふかし」に桐谷広人さんが出演された回を拝見したんです。投資は「我慢するもの」「つらいもの」かもしれないと思っていたのに、桐谷さんは優待を使い切るために毎日自転車を漕いで、人生を謳歌(おうか)されていました。
そのお姿が本当に楽しそうで。私もテレビを見ながら大笑いしちゃいました。こんなに楽しい投資ならやってみたい! と思い、優待株の世界に飛び込みました。あの日にたまたまテレビをつけなかったら、もしかしたら投資家になってなかったかもしれません。
トウシル:それで選んだのが、百貨店と航空会社、商社だったんですね。しかし、当時の株価やご時世を考えれば、やっぱり逆張りのような選択に見えますが…。
シニアちゃん:臆病だからこそ、そうしたんです。もし投資を始めてすぐに大暴落が来たら、初心者の私はきっと怖くなって辞めてしまうだろうと、自分で分かっていました。それなら、もし株価が下がっても「応援しているからいいや」「この企業が好きだから運命を共にしよう」と思える企業を買おうと決めました。
三越伊勢丹は当時、1株550円くらい。デパートも休業していて「倒産するかも」なんてうわさもありましたが、5万5,000円で一生お買い物が10%引きになるなら、もし紙くずになっても「高いお買い物したな」で諦めがつくと思えました。
トウシル:まさに応援投資! ANAや三井物産も同じような理由で選んだのでしょうか?
シニアちゃん:三井物産は、あの投資の神様ウォーレン・バフェットさんが日本の商社株を買ったというニュースを見たのがきっかけです。当時は商社株も株価純資産倍率(PBR)1倍割れで、配当利回りも高かったので「投資の神様が買うなら安心かな」というミーハーな気持ちで購入しました(笑)。
一番怖かったのはANAですね。ANAも応援の気持ちで購入した銘柄です。当時2,000円後半をうろうろしていたものの、飛行機も飛んでいないし、空港に人がいません。JAL(日本航空)と合併するんじゃないか、なんてうわさも流れていたので、とにかく不安でした。全然「運命を共にしよう」なんて思えませんでしたね(笑)。
少し下がると「もっと下がるかも!」とパニックになって売り、また上がると「やっぱり欲しい」と買い直す…。いわゆる往復ビンタのようなことを3回くらい繰り返しました(笑)。3度目の正直で「今度こそ売らない」と決めて買って、それからは手放さずに5年間保有し続けています。
投資歴5年で配当140万円!50代で始める人生を豊かにする投資とは?優待投資家・シニアちゃんインタビュー[前編]
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