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【日本株・年末対策】「良い損切り」とは。来年に備える重要な一手(窪田真之) 

2025/11/29 8:00

 2025年も残すところあとわずか。日経平均が年初来24%の上昇を記録した今年、投資成績はいかがでしたか? 来年以降を見据えて、年末にやっておくべきことがあります。それが「良い損切り」です。

 年末に、問題株の処分とともに、今年出ている実現益を減らせれば税金面でも有効です。年末にかけて「良い損切り」を実行し、来年に備えましょう。

目次
  1. まずはクイズを解いてください
  2. 2025年の日経平均は年初来9,994円(24%)上昇
  3. 年末が近づいた時にチェックしていただきたいこと
  4. クイズの正解
  5. 良い損切りとは

まずはクイズを解いてください

 今日は、日本株投資の年末対策に関するお話です。「良い損切り」について学んでいただきます。

 良い損切りを実施することができると、二つの効果があります。

【1】悪材料があって下がってきた不振株をポートフォリオから外せる。
【2】損益通算ができれば実現益を減らせる。

 詳しく説明する前に、まず、一つクイズを解いてください。テクニカル分析(チャートを見て売り買いの方向を判断する分析)のクイズです。

<クイズ>この株、どうしたら良い?

 以下のA社株を1,500円で100株買いました。株価はその後、一時1,800円を超えるところまで上昇しました。ところが、その後、株価急落。1,360円まで、値下がりしました。

 さて、ここからどうしたら良いでしょうか? 以下【1】~【3】のうち、一つ選んでください。

【1】100株買い増し
【2】買い値1,500円に戻るのを待って売る
【3】すぐに売る(損切り)

<A社株、週足チャート(9カ月の推移)>

<A社株、週足チャート(9カ月の推移)>
出所:実在の会社を基に筆者作成

 クイズの正解をお伝えする前に、年末対策についてお話しします。

2025年の日経平均は年初来9,994円(24%)上昇

 今年の日経平均株価は、年初来9,994円(24%)上昇しています(11月26日時点)。とはいえ、今年は、大波乱の年でした。4月には「トランプ関税ショック」といわれる大暴落がありました。日経平均は一時3万1,136円まで下がりました。

 その時点では、年初来マイナス8,757円(22%)の大暴落でした。そこから切り返して、急騰した年となりました。日本株を保有し続けていればかなり良い成果が得られたと思います。

年末が近づいた時にチェックしていただきたいこと

 年末が近づいてきた時に、チェックしていただきたい数字があります。今年、特別口座などの課税口座で、実現損益はどのくらい、出ていますか。全ての実現損益を合わせて、プラスですか、あるいはマイナスですか。

 日本株も米国株も上昇しているし、円安も進んでいるので、課税口座(特定口座など)で保有株の売却をした方は、今年は実現益が出ているのではないでしょうか。そういう方に、今一度、保有株のチェックをお願いしたいと思います。今日のクイズで出題したA社のような株を、保有していませんか?

クイズの正解

 それでは、クイズの正解をお伝えします。

 ここは「三十六計、逃げるに如かず」。売りの一手です。正解は【3】です。

 テクニカル分析の視点から、株価はここからさらに下がる可能性が高いと思われます。
以下四つが懸念されます(詳しい説明は割愛)。

【1】大陰線つけトレンド転換示唆
【2】二番天井をつけて下げ加速
【3】13週移動平均線と26週移動平均線がデッドクロス形成
【4】13週移動平均線と26週移動平均線が下向き転換

<A社株価チャート(再掲)>

<A社株価チャート(再掲)>
出所:実在の会社を基に筆者作成

 A社株は実在の会社をモデルとして作成しています。ここで売らないと、以下の通り急落して、大変なことになります。

<A社 その後>

<A社 その後> 
出所:実在の会社を基に筆者作成

良い損切りとは

 改めて、お伺いします。今年、皆さまの課税口座での株の売買損益、利息・配当金などを通算して、実現益が出ていますか? 実現益が出ている場合に、年末にかけて損切り売りをすることに、二つのメリットがあります。

【1】A社のような問題株の保有をなくすことができる。
【2】実現益を減らすことができる。

 今年、日本株の売買で累計30万円の実現益を得ているとしましょう。課税口座で分離課税を選択していると、約20%(復興所得税を入れると20.315%)の源泉税が差し引かれています。つまり、約6万円の源泉税が差し引かれています。

 ここで、30万円の含み損のあるA社のような株を保有しているとしましょう。これを売って、実現損30万円を出すと、今年の累計損益を、ほぼゼロにすることができます。そのまま年末を迎えれば、源泉税で差し引かれていた6万円を取り戻すことができます。

 今年の日経平均は大きく上昇しています。このような時、日本株でもし20%以上の含み損のある銘柄をお持ちでしたら、それは、何らかの問題をかかえている可能性があると思われます。そういう持ち株を売れば、問題株の保有をなくすことに加え、損益通算のメリットも受けることができます。

 以上は、極めて簡略化した説明です。特殊なケースで源泉税が戻らないこともあります。詳しい説明が必要な方は税の専門家に相談してください。

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