12月の株主優待株は214銘柄。人気の外食系優待のほか、化粧品会社や飲料会社、食品会社、日用品メーカーの自社商品優待など、生活に役立つ優待が多数あります。優待を新設した企業の中には、電子マネーやギフトカードに交換可能な高額デジタルギフト優待も増えています。
12月株主優待 人気ランキング
| 順位 | コード | 銘柄名 | 優待品例 | 優待発生金額※1 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7272 | ヤマハ発動機 | 自社ポイントなど | 112,150 |
| 2 | 2503 | キリンHD | 自社グループ商品など | 220,250 |
| 3 | 3350 | メタプラネット | チケット割引など | 42,400 |
| 5 | 3003 | ヒューリック | 商品 | 481,200 |
| 5 | 3197 | すかいらーくHD | 飲食券 | 287,250 |
| 6 | 4912 | ライオン | 自社製品 | 153,800 |
| 7 | 2702 | 日本マクドナルドHD | 飲食券 | 602,000 |
| 8 | 4927 | ポーラ・オルビスHD | 自社ポイント | 132,550 |
| 9 | 3097 | 物語コーポレーション | 飲食券 | 383,000 |
| 10 | 2752 | フジオフードグループ本社 | 食事券または自社関連商品 | 110,700 |
| ※1 優待発生金額 =2025年11月6日終値の株価 × 優待獲得最低株数で計算した金額です。 | ||||
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このランキングは楽天証券で優待を保有されているお客様の人数が2025年10月31日時点で多い順番です。 この記事は銘柄を推奨するものではありません。 売建可能数量や日歩は、楽天証券にログインいただくとご覧いただけます。 *株価は楽天証券HPより11月6日の終値を採用。配当利回りは各企業の、11月6日調査時点の最新の決算短信より算出(小数点第三位以下は四捨五入)しておりますが、市況により変動するため、必ずご自身でご確認くださいませ。 |
12月の株主優待銘柄は214銘柄!
2025年12月優待は、年末で31日(水)が休場のため、12月26日(金)が優待権利付き最終日、12月29日(月)が権利落ち日、12月30日(火)が権利確定日になります。
12月26日(金)までに優待株を買い、土日をはさんで12月29日(月)まで保有すると優待の権利を獲得できます。
今回の12月優待株は214銘柄※。2024年の180銘柄から34銘柄も増えました。
※楽天証券 株主優待検索より
楽天証券で株式を保有している方の人数の多さで1位だったのは、世界中に天然ガスや原油の権益を持つ資源会社のINPEX(1605)です。
ただ、同社の優待は12月末に400株(投資金額約115万8,600円)※を1年以上継続保有でQUOカード1,000円分という内容です。優待株というより、予想配当利回りが3.45%に達する高配当や株価の値上がりを目的に保有されている方が多いと思われるため、今回のランキングからは除外しています。
※投資金額は2025年11月6日終値で計算。以下、株価、投資金額、予想配当利回りはすべて2025年11月6日終値で計算しています。
12月優待株にはすかいらーくホールディングス(3197)や日本マクドナルドホールディングス(2702)といった人気外食産業の飲食優待が多数あります。ほか、化粧品会社や酒類・飲料会社、食品会社、日用品メーカーの自社商品優待など家計の節約に役立つものもそろっています。
また、一般企業のカタログギフト優待にも魅力的なものがあり、株主配当と優待品の両方を狙うのに最適な優良企業が多い点も特徴です。
人気10位以下ながら、外食・買い物系で使い勝手のいい優待株には次のような銘柄もあります。
- 「ドン・キホーテ」運営のパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス(7532):12月・6月末に100株保有で同社の電子マネー「majica」300円分。同社は2025年9月30日に株式5分割を実施しており、新100株の株主に対する優待は今回が初めてとなります
- コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579):12月・6月末に100株を半年以上継続保有で、「Coke ON®」対応自販機で使えるドリンクチケット5枚。3年以上継続保有で10枚に増量。12月末優待としては今回が初めてです
- 「築地銀だこ」などを運営するホットランドホールディングス(3196):12月・6月末に100株保有で、店舗で利用できる優待食事券1,500円分
- ケーキ・洋菓子販売や「不二家レストラン」を運営する不二家(2211):12月に100株保有で、店舗で利用できる買い物・食事券3,000円分
優待新設企業に多いデジタルギフト優待
株式市場で実際に取引されている流通株式数や流通株式時価総額の上場基準をクリアするため、株主優待制度を新設して個人株主の獲得を目指す企業が増えています。
そんな優待新設企業の優待内容として最近多いのが「デジタルギフト」優待です。
「デジタルギフト®」は東証グロース市場に上場するデジタルプラス(3691)が提供しているサービス。URLやコードを提示することで、PayPayマネーライト、QUOカードPay、dポイント、Amazonギフトカード、さらには暗号資産のビットコインなど、さまざまな電子マネー、ポイント、ギフトカードなどとの交換が可能です。
今回初めて株主優待を実施する優待新設企業の中でも、以下のようにかなり高額なデジタルギフト優待が新設されています。
- ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するチェンジホールディングス(3962):12月・6月末に300株(投資金額約33万300円)でデジタルギフト®7,500円分。1年以上継続保有で8,500円分、2年以上で1万円分に増額
- 企業向け産業医クラウドを手掛けるメンタルヘルステクノロジーズ(9218):12月末に200株(投資金額約16万7,200円)以上保有で一律、デジタルギフト®1万円分。2026年12月末からは200株以上を1年以上継続保有で3,000円分を追加贈呈
- 経営コンサルや転職支援を行うリンクアンドモチベーション(2170):12月・6月末に1,000株(投資金額約48万4,000円)を1年以上継続保有で2,500円分、2年以上で5,000円分、3年以上で7,500円分、5年以上で1万円分のデジタルギフト®贈呈(継続保有期間は2020年12月末までさかのぼって算出)
デジタルギフト優待は企業側にとっても郵送費・人件費をかけずに低コストで実施できるというメリットがあります。そのため、今後も優待内容がデジタルギフトの優待新設企業が増加しそうです。
ただ、高額優待株には業績・株価が低迷している企業もあるので、投資には十分な注意が必要です。
12月株主優待1~10位
1位:ヤマハ発動機(7272)
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権利付き最終月:12月[貸借銘柄] |
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12月優待株の人気第1位は二輪車の世界大手で、船外機などマリン事業でも世界屈指のヤマハ発動機です。
12月末に100株保有で自社ポイント1,000ポイントが贈呈されます。同社やグループ会社がある各地の名産品や二輪・マリンレジャー関連商品などからポイント数に応じた優待品を選べます。100株を3年以上継続保有すると2,000ポイントに増額されます。
2024年12月末の優待実績では1,000ポイントで「炭焼きレストランさわやか商品券」1,000円分、「ジュビロ磐田Jリーグ観戦ペアチケット」(抽選)、「北海道産ゆめぴりか」150g×5袋など、豊富な商品の中から選べました。
同社の今期2025年12月期は、東南アジアでの二輪車販売や米国マリン事業の落ち込みにより、大幅減益予想です。ただ高収益なマリン事業の拡大や、産業用ロボットなど事業の多角化を進めており、今後も経営は安定的であると考えられます。
予想配当利回りが4.46%に達するなど株主還元にも積極的です。
株価は2024年7月高値1,617.5円から2025年4月にはトランプ関税発表の影響で962.8円の安値まで下落しましたが、現在は1,121.5円でかすかに底打ち傾向にあります。
来期2026年12月期は業績が復調に向かう見通しで、株価純資産倍率(PBR)1倍割れの割安高配当株としても魅力的といえるでしょう。
2位:キリンHD(2503)
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権利付き最終月:12月[貸借銘柄] |
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第2位はビール・清涼飲料水メーカーのキリンホールディングス。
同社の優待は、12月末に100株を1年以上継続保有すると、自社商品などの優待品500円相当が贈呈されます。3年以上継続保有すると2,000円相当に増額されるほか、「プレミアム優待」として特別な商品や割引サービスの抽選優待も提供されます。
2024年12月末の実績では、100株・1年以上の保有をした場合、QUOカード500円分の贈呈でした。3年以上継続保有することで、「キリンビール詰め合わせセット」合計8本、「午後の紅茶」や「キリンレモン」など「清涼飲料詰め合わせセット」合計14本、ワイン2本、免疫ケアサプリ1袋などから選択することができました。
同社の今期2025年12月期は酒類・飲料の値上げや買収したファンケルの健康サプリ事業が堅調に推移していることから、純利益が前期比2.6倍と急回復する見通しです。来期2026年12月期は、減税でビール販売の増収に期待が持てます。
株価は5年近く、1,800~2,300円前後のレンジ相場で推移しており、現在は業績回復を背景に2,202.5円でレンジ上限まで上昇してきています。
今期予想配当利回りは3.36%。個人投資家にはなじみの深いビール・飲料会社ということもあり、3年間気長に長期保有して、自社商品優待の獲得を目指すのもいいでしょう。
3位:メタプラネット(3350)
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権利付き最終月:12月[信用銘柄] |
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第3位は、仮想通貨ビットコインの備蓄がメイン事業のメタプラネット。
同社は2024年12月末から株主優待を新設しました。優待は、100株以上保有でビットコインカンファレンスチケット21%割引、「ホテルロイヤルオーク五反田」の宿泊料金15%割引などがあります。
今後も株主優待の特典、メリットを充実させていく予定です。
同社はビットコインの代替投資先として個人投資家の株式保有が多く、今回、人気3位の優待株として初めてランクインしました。
同社は「日本初で唯一の上場ビットコイントレジャリー企業」を標榜(ひょうぼう)し、ビットコインの価格に応じて業績や株価も変動する特異な企業です。
今期2025年12月期はビットコインを保有しながら、そのオプション取引の組成・売却で収益を得るビットコイン・インカム事業が好調で大幅な増収増益予想です。来期2026年12月期もビットコインの蓄積が進み、増収増益が続きそうです。
ただ、ビットコイン購入資金を調達するための大規模な公募増資を実施したこともあり、株価は2025年6月高値1,930円から10月31日時点で491円まで下落しています。
業績、株価ともにビットコインの価格と連動して乱高下しやすく、今後も増資などがあるかもしれないため、投資はあくまで自己責任で行いましょう。
4位:ヒューリック(3003)
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権利付き最終月:12月[信用銘柄] |
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第4位は、東京都心の駅近で優良な賃貸オフィスビルの運営などを行う不動産会社のヒューリック。
12月末に300株(投資金額約48万1,200円)を2年以上継続保有すると、6,000円相当のカタログギフトが贈呈されます。従来は300株を3年未満保有で3,000円相当という継続保有条件のない優待もありましたが、今回の2025年12月末からは、2年以上の継続保有が優待取得の必須条件となりました。
優待品は3,000円相当のグルメカタログギフトから好きな商品2点を選ぶことができます。また、同社のホテル「ザ・ゲートホテル」「ビューホテル」の施設利用券3,000円分も選択可能です。
同社は、地価高騰による不動産の売却益や賃料値上げで今期2025年12月期も最高益更新予想です。10月28日には通期経常利益を上方修正し、今期配当を前期比6円増の1株当たり60円に増額しています。
来期2026年12月期も好業績が続きそうです。また温泉採掘など掘削工事を手掛ける建設会社を完全子会社化するなど、不動産以外の事業拡大にも熱心です。
株価も2025年9月に1,663円の年初来高値をつけるなど右肩上がりの上昇が続いています。
予想配当利回りが3.74%に達する高配当をもらいながら、優待取得の条件となる2年間の継続保有を目指しましょう。
5位:すかいらーくHD(3197)
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権利付き最終月:12月、6月[貸借銘柄] |
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第5位は、ファミレスチェーン国内最大手のすかいらーくHD。これまで同社は12月優待株の人気1位の座に君臨していましたが、株価の高騰で利益確定した個人投資家の方が多かったためか、今回は5位まで順位を下げました。
しかし、同社のファミレス店舗で使える食事券優待の魅力に変わりはありません。
12月・6月末に100株保有で2,000円分の株主優待券が電子チケットの形で贈呈されます。この優待券が使える店舗は「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」「ジョナサン」「夢庵」など多岐にわたり、使い道に困ることがないでしょう。
同社は価格改定や店舗の増加、「資さんうどん」など新業態の買収などで、2023年12月期以降は増収増益や増配が続いています。
今期2025年12月期の予想配当利回りは株価が大きく上昇したこともあって0.70%と低いです。ただ、100株で年間4,000円分の食事券優待の投資効果はかなり高いといえるでしょう。
株価も2025年5月に3,325円の上場来高値をつけるなど絶好調です。
新規購入する場合は、現在の株価が高値圏にあるため、高値つかみに気をつけましょう。長期保有するなら、既存店売上高をチェックするなど業績動向にも気を配りましょう。
ヤマハ発動機のさわやか商品券、すかいらーく、マクドナルドの食事券など:2025年12月株主優待ランキング
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