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武田薬品工業、大東建託など出遅れ・バリュー株への資金シフトで注目の高配当株5選

2025/11/7 16:00

 一気に5万円の大台を突破した日経平均株価ですが、短期的な過熱感も意識されます。特に、半導体・AI関連株の一極集中相場が続いており、これら関連銘柄にはいったん調整が必要になると考えます。今後は、一極集中相場是正に伴う、株価の出遅れ銘柄、バリュー株への資金シフトを想定した高配当利回りの出遅れ銘柄に注目したいところです。

目次
  1. 出遅れ・バリュー株への資金シフトで注目、出遅れ感強い高配当利回り銘柄
  2. 厳選・高配当銘柄(5銘柄)
  3. 高市新政権への期待感から日経平均株価は過去最大の月間上昇幅を記録
  4. 国内外で進んだ一極集中相場の反動が気掛かりに

出遅れ・バリュー株への資金シフトで注目、出遅れ感強い高配当利回り銘柄

 今後は短期的な株価上昇の一服を警戒すべき局面となりそうです。特に、ここまでの株価上昇をけん引してきた一部半導体・AI関連株には、利益確定の売り圧力が強まると考えます。

 一方で、一極集中相場の中で株価が出遅れている銘柄への資金シフトが進む見通しです。この動きの中では、グロース株からバリュー株への資金シフトも強まるとみられるため、株価の出遅れ感が強い高配当利回り銘柄などは、押し目買いの好機ともなってくるでしょう。

 今回は、楽天証券のスーパースクリーナーにおいて、予想配当利回り4.0%以上、時価総額1,000億円以上の銘柄の中から、過去52週安値からの上昇率が10%未満にとどまっている銘柄をスクリーニングしています。

 配当利回りに関しては会社計画ベース(商船三井は11月4日に年間配当金を前回配当金175円から200円へ予想を変更しています)に修正しています。ちなみに、商船三井のコンセンサス利回りは4.69%の水準となっています。

 それぞれ、株価が出遅れている個別要因もあるとみられますが、一極集中相場による需給の隔たりも一因になっていると考えられ、今後、出遅れ感是正の動きが強まっていく余地は大きいと判断されます。

(表)株価の出遅れ感が強い高配当利回り株

コード 銘柄名 配当利回り(%) 11月4日終値(円) 時価総額(億円) 上昇率
4521 科研製薬 5.15 3690.0 1,618 1.50
4502 武田薬品工業 4.77 4196.0 66,328 6.46
1878 大東建託 4.77 2869.5 9,957 1.58
9076 セイノーホールディングス 4.68 2179.5 4,076 2.07
2379 ディップ 4.48 2119.0 1,265 8.23
7458 第一興商 4.22 1586.0 1,641 4.68
7943 ニチハ 4.19 2723.0 1,009 1.43
9104 商船三井 4.59 4357.0 15,952 2.40
注:上昇率は過去52週安値からの上昇率

銘柄選定の要件

  1. 予想配当利回りが4.0%以上(11月4日時点)
  2. 時価総額が1,000億円以上
  3. 過去52週安値からの上昇率が10%未満
  4. 配当利回りは会社予想ベースに修正

厳選・高配当銘柄(5銘柄)

1 科研製薬(4521・東証プライム)

 爪白癬治療剤「クレナフィン」、関節機能改善剤「アルツ」を主力とする医薬品会社です。その他、医療機器となる癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」、ジェネリック医薬品なども手掛けています。特に、皮膚科領域や整形外科領域などの特定領域に強みを持ち、その領域における存在感を高めることで、医療ニーズを深く把握することができています。

 ヒアルロン酸ナトリウムの関節内注入液、ヒトbFGF製剤、歯周組織再生医薬品など、世界初の製品も複数あります。2024年12月には、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)と皮膚炎などの治療薬候補に関してライセンス契約を締結しています。また、同月には抗がん剤を販売する米バイオ医薬品企業アーディ・サブシダリーの買収も発表しています。

 2026年3月期第1四半期(4-6月期)営業利益は1,400万円で前年同期比99.5%減となっています。国内医薬品売上の減少に加えて、カルビスタ社との遺伝性血管性浮腫治療剤「セベトラルスタット」の日本での販売に関するライセンス契約締結に伴う一時金の支払いなどで研究開発費が増加したことが大幅減益の背景です。

 9月26日には2026年3月期通期業績予想を下方修正。営業利益は従来予想の52億円から21億円、前期比90.0%減に引き下げています。もともと、前年度の契約一時金収入の反動やクレナフィンの特許期間満了の影響、契約一時金の計上などにより大幅減益を見込んでいました。しかし、国内医薬品事業における競争激化で、売上高がさらに下振れる見通しのようです。

 株価は3月につけた高値4,901円から約25.2%の下落となっています。2026年3月期の大幅な営業減益ガイダンスが売り材料視されました。

 ただ、主力製品のクレナフィンは海外承認を進めているほか、自社でも後発品の承認を得ており、今後の下支えにつながるとみられます。また、J&Jとのライセンス契約に伴う今後の業績拡大期待も、今後は高まっていく可能性があります。

 さらに、2031年度までの長期経営計画では、配当190円を下限としつつ、配当性向30%以上を目指すともしており、減配の可能性が乏しいことも安心感となるでしょう。2026年3月期での業績底打ち意識が高まるに従い、株価の出遅れ感は修正されていくことになりそうです。

2 武田薬品工業(4502・東証プライム)

 国内製薬業界のトップ企業となります。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、がん、神経精神疾患、ワクチンなどを重点領域として事業を展開しています。

 2019年1月には、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収を完了、買収総額は円換算で約6.2兆円と、日本企業として当時では過去最高額の買収や合併(M&A)となりました。これにより、事業規模は世界トップ10に仲間入りし、約80の国・地域で事業を展開しています。

 経口オレキシン2受容体選択的作動薬「TAK-861」は第3相試験で良好な結果を示し、国内では先駆的医薬品および希少疾病用医薬品に指定されています。

 2026年3月期第2四半期(4-9月期)営業利益は約2,536億円で前年同期比27.7%減となりました。後発薬参入が本格化している中枢神経刺激剤「ビバンセ」の売上減少と、為替の影響がマイナスに寄与したもようです。

 また、細胞療法の取り組み中止を決定したことで減損損失も計上しています。通期予想は従来の4,750億円から4,000億円に下方修正していますが、減損の影響が大きく、コア営業利益は1兆1,400億円から1兆1,300億円、前期比2.8%減と小幅な修正にとどめています。

「ビバンセ」売上減少の影響は下半期にかけて低下するほか、事業運営の効率化で研究開発費や販管費の削減を進めるもようです。

 9月高値4,670円との比較で株価下落率は約10.3%となっています。2023年以降、株価はほぼ4,000円から4,500円のレンジ相場が続く状況となっており、全体株高の中で株価上昇場面が全く見られていません。

 今後、医薬品セクターへの関心が高まることで、株価水準訂正の余地は広がると考えられます。乾癬治療薬「TAK-279」のフェーズ3試験の結果は年末にも発表予定であり、目先のカタリストとして注目されるでしょう。

 中国バイオ企業のイノベントバイオロジクス社との提携も、将来的に大きな成長機会をもたらすものとして会社側では期待しているようです。2026年3月期年間配当金は前期比4円増の200円を計画しており、会社側では毎年の年間配当金を増額または維持する累進配当の方針を採っています。

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