CLOSE
人気記事ランキングから探す
CLOSE
初心者でも大丈夫!NISAの始め方がわかる
つみたて投資枠と成長投資枠って?

つみたて投資枠と成長投資枠って?

積立額別!利回りシミュレーション

積立額別!利回りシミュレーション

投資信託の銘柄選び、ポイントは?

投資信託の銘柄選び、ポイントは?

NISAとiDeCo、賢い使い分け方

NISAとiDeCo、賢い使い分け方

NISAをもっと詳しく知ろう
高齢者向けNISAって何?

高齢者向けNISAって何?

NISAで買える金関連銘柄の選び方

NISAで買える金関連銘柄の選び方

割安度やパフォーマンスで比べる

割安度やパフォーマンスで比べる

資産形成が有利になる制度とは

資産形成が有利になる制度とは

CLOSE
人気のテーマから探す
最新!株主優待NEWS
米国株の選び方
利回り3%以上を狙う!高配当株の選び方
祝! 日経平均株価 5万円突破 これからどうなる?
トウシル編集部オススメのテーマから探す
祝! 日経平均株価 5万円突破 これからどうなる?
はじめての波乱相場どうすれば?
本気の節税ならiDeCo!
投資のヒントがいっぱい!個人投資家インタビュー
楽天証券_投資の日セミナー

【クイズ】株主優待の「お得」を最大化する秘訣!あなたはどっちを選ぶ?

2025/10/26 8:00

 その株主優待、本当にお得ですか? キャッシュバックとポイント、食事券と食品ギフト…、それぞれにメリット・デメリットがあります。優待生活をさらに豊かにするために、クイズを解いて、自分のライフスタイルに合った優待を選ぶ一助としてください。

目次
  1. 今日のクイズ
  2. 株主優待制度は、個人投資家を優遇することを目的としている
  3. 正解

※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の窪田 真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
株主優待の「お得」を最大化する秘訣「どっちがお得?」クイズ【クイズでわかる!資産形成】

今日のクイズ

 株式投資を始める理由として「株主優待が魅力的だから」は常に上位に位置しています。短期的な株式変動に一喜一憂せず、株主優待を楽しみながらじっくり長期投資していきましょう。

 今日は、株主優待の損得を考えるクイズです。どっちがお得か、2択問題を2問出します。あまり難しく考え過ぎないで、自分にとってお得と思える方を選んでください。

【第1問】A社とB社、どちらも業績も財務も良好、予想配当利回り1%、共にとても魅力的な生活必需品を株主優待品として提供しています。さて、より「お得」なのはA社・B社どっち?

【A社】自社製品の購入代金の10%をキャッシュバック(他の割引セールと併用可、半期ごとにキャッシュバック上限5万円)
【B社】自社製品の購入代金の11%のポイントを付与(他の割引セールと併用不可、半期ごとにポイント付与上限5万円、ポイント有効期限は1年)

【第2問】C社とD社、どちらも業績も財務も良好、予想配当利回り1.5%、大人気の外食業です。さて、より「お得」なのはC社・D社どっち?

【C社】株価2,000円。100株につき毎期、食事券4,000円分(500円券×8枚、有効期限1年)
【D社】株価2,000円。100株につき毎期、自社製品(冷凍食品など)2,000円相当が半期ごとに贈られてくる(年2回、合わせて4,000円相当)

 株主優待とは、上場企業が株主に感謝して贈り物をする制度です。つまり、株主への利益配分ではなく、贈り物という位置づけなのです。従って、上場企業に優待を実施する義務も、継続する義務もありません。経営陣の考え方が変われば、優待が廃止になることもあり得ます。正解をお教えする前に、まず株主優待の制度について解説します。

株主優待制度は、個人投資家を優遇することを目的としている

 株主優待制度は、個人投資家にとって、とても良い制度です。なぜでしょう。それは、小口で投資する個人投資家を優遇する一方、大口で投資する機関投資家に不利な内容だからです。

 買い物をするときは、たくさん買うほど割引などのメリットを受けやすくなるのが普通です。そのため、株主優待制度も、たくさん株を保有している大株主に手厚いものではないかと思いがちです。

 驚くべきことに、優待制度は、大株主を冷遇する一方、小口の個人投資家を優遇するものとなっています。そのため、株主優待制度に反対する機関投資家も珍しくありません。

 機関投資家にとって不利な内容になっていることを、具体的に見てみましょう。以下は、典型的な優待の一例です。

<E社の優待内容>
期末の株主名簿に記載されている株主に以下の自社製品を贈る。

E社の優待内容
出所:楽天証券が作成

 上記の優待内容から、100株当たり、どれだけの金額の優待を受けられるかを計算したのが、以下の表です。

E社の優待内容で、100株当たりどれだけの金額の優待を受けられるか
出所:楽天証券が作成

 ご覧いただくと分かる通り、100株当たりの経済メリット享受額は、最小単位(100株)を保有する株主が1,000円で最大です。保有株数が大きい株主は、100株当たりのメリット享受額が小さくなります。

 このように、優待制度は、少額投資の個人株主を優遇する内容となっています。個人株主数を増やしたい上場企業が、優待制度を積極活用して、個人株主にアピールしているわけです。

 小売・外食・食品・サービス業では、個人株主がそのままお客さま(会社の製品やサービスの購入者)になることもあるので、広報宣伝活動の一環として自社製品を優待品に積極活用するケースが多数あります。

次ページへ

アプリで投資を学ぼう
【ポイントGET】トウシルアプリにポイントミッション機能が付いた!
トウシルの公式アプリに「ポイントミッション機能」を追加しました。
記事を読むなどのミッションクリアで楽天ポイントGET!
お金と投資の学びをもっとおトクに。
facebook twitter メールで送る 印刷
閉じる×
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください【クイズ】株主優待の「お得」を最大化する秘訣!あなたはどっちを選ぶ?
記事についてのアンケート回答確認

【クイズ】株主優待の「お得」を最大化する秘訣!あなたはどっちを選ぶ?

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 詳細こちら >>

※リスク・費用・情報提供について >>

バックナンバー
トウシルおすすめの記事
アクセスランキング
デイリー週間月間
アクセスランキング
デイリー週間月間
新着記事
メールマガジン

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

配信:記事配信時 随時
facebookおよびX(Twitter)には一部配信しない記事もあります

HOME TOP