正解

【第1問】 【B】がETFの説明図です。【A】は投資信託の説明図です。

 まず、投資信託を【A】の図を用いて説明します。

【A】投資信託の説明図

 投資信託は、信託銀行の信託勘定にファンドを設定して、そのファンドに投資家が投資するものです。仮に、その信託銀行が破綻したとしても、信託勘定の中にある資産は守られます。

 従って、日本の投資信託や年金基金などは、信託勘定にファンドを設定して、運用されています。

 投資家が投資信託を購入すると、ファンドに資金が追加されますので、ファンドでは追加で運用資産(株など)を購入します。投資家が投資信託を売却(解約)すると、ファンドから資金が流出するので、ファンドでは運用資産(株など)を売却します。

 次に、ETFを【B】の図で説明します。

【B】ETFの説明図

 ETFは、投資を専業とする会社(投資法人)で、会社型投資信託ともいわれます。ETFは東京証券取引所などに上場していて、取引所が開いている間、上場株式と同じように売買することができます。

 投資家がETFの投資口を購入する時は、取引所で他の投資家の保有する投資口を買い取る必要があります。ETFは、基本的に投資家間で売り買いするものなので、投資家が購入や売却をするだけでは、ファンドに資金が入ったり出たりすることはありません。

【第2問】 【C】が投資信託、【D】はETFの説明です。

【C】【D】の答え:投資信託とETFの説明
出所:筆者作成

 投資信託は、15時30分に成立するNAVで売買できます。

 ところが、ETFの場合は、投資家が売買するので、売買タイミングによってはNAVより高い価格や低い価格で売買することになります。

 例えば、時価総額が1兆円以上あり、流動性の高いETFならば、NAVに近い価格で売買できる可能性が高いでしょう。しかし、時価総額が小さく、流動性の低いETFでは、売買価格のNAVからのかい離が大きくなる可能性もあります。

 以下は、実在するETF(日経平均インデックスファンド)の8月26日の終値と、NAVです。

◆価格:4万3,720円
◆推定NAV:4万3,687円

 価格が推定NAVより高いことが分かります。買い手が売り手より積極的だったため、終値で買った投資家はNAVよりも高い価格で買い、終値で売った投資家は、NAVよりも高い価格で売ったことになります。

 投資信託の場合は、必ずNAVで売買できます。もしこれが投資信託だったとすると、この日は、全ての投資家が4万3,687円で売買することになります。

【第3問】 【E】がETFの説明です。【F】は投資信託の説明です。

 ETFはもともと、インデックスファンドだけでした。近年、一部アクティブ運用ファンドが出ています。アクティブ運用のETFを、アクティブETFと言います。

 投資信託はもともとアクティブ運用のファンド中心でしたが、近年インデックスファンドが急増しています。

 今日は、ETFと投信の仕組みや投資方法についてのクイズを出題しました。

 来週(9月7日)は、「積立投資する時に、ETFか投信かどちらを使ったら良いか」を考えるためのクイズを出します。ぜひトライしてください。